どうも、借金300万円を任意整理中のアラフォーです。

整理対象外も70万ほど。

 

自分の370万超にも及ぶ借金の原因は、


①しょうもない浪費
②キャバクラ
③引っ越し

 

であったのだが、今回は②③を振り返りたい。

 

 

②キャバクラ編

 

ⅰ)孤独を癒すためにキャバクラへ
借金が150万円を超え、順調に(?)200万に向けて増えていた頃、自分の良き理解者だった上司が、社長とケンカをして会社を辞めた。

その上司は自分の後に他社から転職してきた人で、本当に仕事ができる人だった。彼は社長に自分の必要性を訴え、自分の給料が上がるように引き立ててくれ、実際に月に2~3万円程度は昇給した。自分の労働環境が他の社員に比べても悪かったので、そこも改善してくれて、法定休日には届かなかったが休みが少し増えた。

上司との送別会の帰り、運転代行を探していたはずの自分はぶらっと無料案内所に立ち寄って、案内されるままキャバクラに行った。寂しくて、誰かと話したかったんだと思う。
それまでもキャバクラやガールズバーには行ったことがあるが、完全にハマるということは無かった。

自分についてくれた女の子はなかなかいい子で、その後も月1~2程度通うようになる。20代中盤の女の子だった。適度に大人であったことで話がしやすかった。自分を自然体で見せるのが上手な人で、話す仕事をしている自分から見てもトークスキルのある人。話していて楽しかった。

明るく元気で、可愛いだけの女の子だったらハマらなかったと思う。


ⅱ)張らなくてもいい見栄を張る

 

仕事帰りで遊びに行くときはスーツだが、プライベートでも割ときちんとした格好をしていることが多い。

あまり服にお金を使いたくないので、「誰に会っても大丈夫な格好で、高見えするが高くない服」を季節ごとに2~3着程度を着回し、くたびれてきたらネットやユニクロで同様の安い服を買うという感じだ。靴もキャンバスシューズとか、カジュアル・オフィスカジュアル両方でいけそうなものだけをネットで安く買って履いていた。

 

清潔感はあるが、高級ではない、しかしある程度は品がある服装。

結果的に嫌味がない上品なお金持ちと似たような格好をしている。

本当は借金まみれの人間なのだが、外から見ると全く金の無い人には見えなかったと思う。

自分は綺麗な遊び方をする人なので(女の子に触ったり、酔っぱらって大声を出したり、下ネタを言ったりはしない)、それも「余裕がある」と映ったのかもしれない。

 

やがて同伴やアフターにも誘われるようになった(同伴は食事代+キャバクラに払う金額が発生する。アフターは食事代の実費だけ)。本当に厳しいときは断っていたが、あまり断りすぎても格好が悪いので、見栄を張って分不相応に遊んでいた。遊びに行く回数も増えてきた。

 

ただ、彼女は営業がしつこい人ではない。もし、自分の状況をきちんと伝えて、借金を返しつつ節度を持って遊びたいと話していたら、誘ってこなかったかもしれない。

当時実家暮らしの自分は、月に1回飲みに行く程度なら、十分に借金も減らすことができた。

 

キャバクラに行くならその他の部分は節約しようと思ったのだが、浪費癖を完全に治すことは難しく、今まで程ではないが無駄にお金を使っていた。その後の2年で借金は250万円程になってしまう。

 

 

 

③引っ越し編

 

ⅰ)遂にブラック塾退職、比較的ホワイトな塾へ

上司に遅れること2年。自分も退職を決意していた。しかし、社長は気持ちよく社員を送り出す人ではない。数年前に生徒を引き抜いて退職した社員もおり、社長は社員の退職に過剰反応する。その結果、感情任せのブチギレ大喧嘩で即日退社、翌日から授業や保護者面談が回らないという場面を何度か見てきた。自分も何度かこの尻拭いをしてきた。

 

この会社はどうなってもいいが、講師や生徒に迷惑を出したくはない。

「違う商圏に行くから辞めさせてくれ」と切り出すことにした。

結果として大きく揉めることなく、受験までやり切って退職、引継ぎ期間も十分あるという状態で退職が決まった。

今の会社にも転職が決まっており、給料も50万近くアップの予定だった。

 

ⅱ)引っ越し貧乏

問題は引っ越しの初期費用の捻出だった。

実家から出ていくので、家具家電などもそろえる必要がある。

バイパスや高速のインターが近いが、比較的街ナカ、治安のよいエリア、家賃・共益費・駐車場・ネット・水道代込み50000円という割安な部屋を見つけたが、敷金やら火災保険やらも必要だ。

 

家具家電はネットでノーブランドの安いものを購入したが、不動産屋に払う金額が高かったため、40万円を超える初期費用がかかり、借金は300万円の大台に突入した。

 

しかし給料が上がったとはいえ、一人暮らしの為に出費も増え、多少浪費を抑えたとしても、毎月のキャッシュフローでは借金が返せなくなってきた。

 

返済に遅れないようにするの大変で、支払いの不足分を銀行系カード、消費者金融系カードなどのキャッシングで補っているとあっという間に借金は400万円近くになった。ボーナス月に10万程度まとめて返済するも焼け石に水。

このままではあと2~3か月でクレジット・キャッシングの与信枠を使い切ってしまうが、新しいカードを作っても借金を返す見込みがないという状況に追い込まれ、司法書士事務所に任意整理の依頼をした。

そして本ブログ最初の投稿の通り、任意整理の手続きに入っていく。

 

 

 

③の引っ越しに伴う出費は、完全に必要なものであったと思う。

50歳や60歳まで前のブラック塾で働くことはできなかったし、違う環境を経験することも自分の中での成長の契機になる。

 

 

 

 

 

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