気持ちいいお天気の京都・亀岡。皆さんはいかがお過ごしですか？私は映画「ドリ－ム」を見てきました。
１９６０年代。アメリカと旧ソ連は宇宙開発競争を繰り広げていましたが、旧ソ連が１歩リ－ドしていました。アメリカはその遅れをなんとか取り戻し、ロケットを飛ばすことは一刻の猶予もない状況に。ＮＡＳＡのラングレ－研究所では上から至上命令を受け、ロケットを飛ばすための計算を行うのに必要な人材を集めるため、黒人女性のグル－プからキャサリンを抜擢しました。
ですが、もともと白人とは隔離された場所で働いていたキャサリン。黒人が入ることができるトイレも近くにはない状態で、もといた部署のある建物まで走って行くことを繰り返す毎日。多くの差別的な扱いにも耐えながら、仕事をこなしていくキャサリンの姿に心のなかで応援しました。
そしてキャサリンの友人のドロシ－とメアリ－も自分たちの才能を生かすべく、密かにコンピュ－タ－の勉強をしたり、資格を取るために白人しか通えない高校に通えるように裁判所に申請をして、認められるように説得します。困難な状況でも仕事をやり抜く彼女たちの姿勢は本当にたくましく、全ての働く女性への応援歌にも思える映画で、元気をもらえました。
