「AERA with Baby」(朝日新聞出版)さんの連載「家族の養生スープ」では、1つの鍋でスープを作り、離乳食を取り分けたら、大人用に調味して、家族みんなで楽しめて、体の調子を整えてくれるスープをご紹介しています。

今月も可愛い赤ちゃんが表紙です。
毎号、表紙も楽しみ。



今月は「れんこんとささ身の白いスープ」をご紹介しました。



春に種をまき、夏に成長した作物が、秋には成熟し、収穫のときを迎えます。

豊かな実りの季節ですが、同時に空気が乾燥し始めて、体の不調を感じやすい季節でもあります。

乾燥した空気が肺へと入り込むと、肺も乾燥した状態になります。のどがイガイガしたり咳が出たりといった呼吸器系の不調を引き起こすのです。

娘の静子と息子のケンテツが子供の頃は、2人とも気管が弱く、秋になるとよく咳き込んでは風邪を引いていました。

秋に旬を迎えるれんこんや大根などの白い野菜は、喉や肺を潤し、咳を鎮めてくれる作用があります。朝夕の冷えも感じるときなので、鶏肉や栗など、体を温める食材を合わせたこのスープを子供たちによく食べさせました。

豊かな秋の恵みが溶け込んだ白いスープで体を潤し、冬に備えましょう。


こちらは、大人用のスープと完了期の離乳食。
完了期は味付けは不要です。



初期、中期、後期の離乳食。
初期は10倍がゆとともにすりつぶし、初期のはじめは裏ごします。

中期は野菜、ささ身を2~3mm角に刻み、
7倍がゆと一緒に。

後期は野菜とささ身を5mm角に刻み、5倍がゆと一緒に。
ともに味付けは不要です。


今月のコラムでは、自家製咳止めシロップをご紹介しました。

白い色をしている大根や梨はどちらも肺を潤す食材です。喉がイガイガし始めたら、まず「大根あめ」や「梨のコンポート」で喉や肺を潤します。

「大根あめ」は、咳を鎮めてくれる蜂蜜と合わせた自家製咳止めシロップ。乾燥する季節には欠かせない「常備薬」です。

「梨のコンポート」はくし形に切った梨に黒こしょうを埋め込み、シナモンやしょうが、蜂蜜と一緒に煮込んで作ります。

(蜂蜜を使いますので、1才未満の赤ちゃんには与えません。1歳をすぎて内臓の機能が整い、免疫力が高くなってから、様子を見ながら与えるようにします。)

(誌面より)


気温も下がり、肌寒さも感じる季節になりました。風邪をき引きやすい時期です。日頃の食事でケアを。