小学館さんより出版しました
「はじめての韓国伝統茶」の台湾版が
出版されました。

判型が大きくなって、
色も明るい白になりました。



ページを開いて、
日本語のものと見比べながら眺めています。

ちなみに、これは蓮のお花のお茶です。
韓国では梅や杏、木蓮など様々なお花をお茶としていただく習慣があります。
蓮のお花もそのひとつ。



蓮は夜が明けると花が開いて、日が沈むと花を閉じます。
それを4日間繰り返します。
2日目が一番香りが良いとされ、
2日目の朝、花が開く前に摘み取り、
お茶にするのです。

蓮の花茶は、優雅で神秘的な香り。
心を落ち着かせてくれるお茶です。

こちらは、五果茶。
なつめ、陳皮、高麗人参、干し栗、桂皮を
とコトコト煮込んだお茶です。



韓国ではお茶は、茶の葉を使ったものだけではなく、もっと広く捉えます。
木の根や木の実、お花や野草、果実などを
はちみつ漬けにしたり、コトコト煮込んだものもお茶としていただきます。

その日の気持ちや、体のリズムに合わせて
お茶を選び、体調を整えます。


独自の素晴らしい茶文化が根付いている台湾で、
この本をにとってくださる方々の暮らしに
彩りを添えられたら嬉しいです。