今日の夕食は牛すじを煮込んだおでんを作りました。
結婚をして子育てしながら長く暮した大阪では、
牛すじがおでんの具の定番です。
牛すじは下ゆでして食べやすく切り、1つ1つ串に刺します。
息子3人に娘が1人の4人の子供達が食べざかりの頃は、
家にある一番大きな鍋でたくさん煮込んだものです。
子供達はおでんをお腹いっぱい食べた後、
ごはんに卵をつぶし入れ、牛すじをのせてスープをかけて
丼にするのが大好きで、
いつの間にか、おでんの〆はこの丼が定番になりました。
冬の寒い日、そんなことを思い出して、
おでんが食べたくなります。
鍋から立ち上る湯気に包まれた家族の笑顔と笑い声、
おでんを作る時、いつもそんな温かな記憶が蘇り、
幸せな気持ちになるのです。