今年もふっくらと干し上がりました。
1粒1粒が愛おしく、大切に大切にいただきます。
毎年梅が出回り始める6月、
塩でもんだ赤紫蘇に梅酢を加えて、
こうしてゆっくりと、梅が赤く色づくのを待つ間、
部屋中に梅の甘酸っぱい香りが漂って、
とても幸せな気持ちになりますね。
天日にあてて、土用干しです。
梅酢には、さらしをかぶせて太陽の下へ。
やわらかな日差しを浴びて、梅は少しずつ水分を失いながら
おいしさを凝縮していきます。
季節が巡り、今年もこうして梅が手元に届くことに感謝して、
梅干しを作る喜びを感じながら過ごすひと時、
かけがえのない大切な時間です。