デザイン会社に業態変更をして9年。
これまでもデザイン会社の大変さや経営の難しさを語ってきましたが、今コロナウイルスの感染拡大による在宅ワークを進めながら、改めてデザイン会社の未来について考えています。
元々デザイン会社の仕事は印刷会社や広告代理店の下請けとしての立ち位置で体制づくりを行ってきたと思うのですが(自分も印刷会社の営業出身なのでそう思っています)、最近は分業された動きも多く「印刷物は印刷会社、デザインはデザイン会社」「媒体は代理店、デザインはデザイン会社」へ依頼するクライアントが増えています。
直接のクライアントと対峙することはメリットも多いけど、フロントスタッフを付けないといけなかったり、受注するための労力がかかったりとデメリットが多いことも現状です。
最近では自社にデザイナーを入れて体制を作っているクライアントも多くなってきているので、ある程度ルーティン作業のデザインは自社制作でそこで補えないものやクオリティの高さを求められる時にデザイン会社のニーズがあると思います。
特に印刷物のデザイン仕事は単価が低く、クライアントの発注担当などのレベルも自分たちが若い時に比べるとかなり低下しているので(これは印刷会社や広告代理店がそうしてしまったといっても過言ではないです…)、デザイン会社はますます厳しい環境になってきています。
なので私たちはWEBデザインへの移行を目指しこの数年進んできました。
私たちは比較的クライアントに恵まれて今お仕事をさせていただいていますが、やはり未来のことを考えるとこのままでは厳しい時期がいずれくることは想像できます。
これからどんどん廃業や倒産をしていくデザイン会社が増えていくことも想像できますので、リディアミックスはどのようにして未来を切り開いていくことが必要なのかをいつも考えてしまいます。
今のままでもう少しはお仕事として成り立たせていくことは可能ですが、クリエイターやデザイナー、WEBスタッフ、カメラマン、編集スタッフの育成や環境の整備にはますます投資をしていかなければ成長はありません。
しかし、リソースの関係で仕事を極端に増やせるわけでもないし、今の仕事内容がベストなわけでもないので、これから何年でどのくらいの数字を目標において何に努力していくかを早急に決めていかなくてはいけません。
もっとデザインによる付加価値によって制作の実働費以外の売上を作られるような仕組みを作っていかなければ未来はないとずーっと思っていても見つけきれません…。
スタッフたちの未来と自分の未来のために早く見つけたいと思います。
そのためにも目の前の仕事をみんなで頑張って早く、とにかく早く見つけよう!