デザイン会社としてのスタンスが…難しい。 | リディアミックス松下剛の人生ささえられっぱなし!

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広告デザインプロダクション「リディアミックス」代表の松下剛が一日の出来事やお仕事のPRなどなどを伝えます。クライアント様、取引先、スタッフ、家族・・・沢山の人に支えらてる私ですがこれからもよろしくお願いします。

以前にも同じようなことを書いているのですが…、

デザイン会社としてのスタンスがとても難しく、今後の方針もまだブレていてどういう立ち位置での仕事を会社として進めていくかとても悩ましい毎日です。



デザイン会社として直クライアント様の仕事を抑え、下請けのデザイン業務に力を入れたほうがいいと決めているのですが、直クライアント様でも信頼関係を築けているクライアント様のお仕事はさらにパートナーとして深めていかなければいけないと思うことも多々あります。
直クライアント様には感謝する出来事がとても多いのも現実で、今はどちらに比重を置くかを判断しづらい時期なのかなと感じてしまっています。



常に成果がモノをいう厳しい競争の中で勝負している広告業界。
さらにその中で重要な業務を担っているデザインという仕事では、仕事の内容によって受注するかどうかの選択にとても悩まさせていただくことが多いです。

新規のお客様を獲得するための広告ではデザインの良し悪しが成果につながる要因の大きな部分を占めるケースが多く、新規を獲得するために各社が競い合いの中でいかに工夫し費用をかけ獲得するかに必死になられています。

デザイン会社としてはデザインの質を高めるために試行錯誤する中で、クライアント様から直接お仕事いただく際は色んな情報を聞いたうえで作業を行いますし、経営者様とのやりとりも多くあります。
逆に下請けの場合は、直接クライアント様とやりとりをする機会が少ないため、デザイン以外の余計な情報を聞くことも少なく表現の部分に集中できることが多いです。

どちらが良いかの判断がとても難しいのですが、やはりデザインに集中できる環境を整えることも大切ですし、売り上げを伸ばすためにも仕事の量を増やすことも大切です。

深く入ると面白い反面クライアント様の数の拡大も競合の関係上困難になってきますし、下請けに専念すると競合の度合は緩くなり幅広く仕事をすることが可能になってきますが直クライアント様との競合が発生しますので、なかなか一長一短があります…。

今のところ直クライアント様を広げず現状のクライアント様を大切にしながら、下請けのデザインで数を経験していくことで会社を成長させたいとは思っています。



しかし、デザインという仕事はとても難しく、少しでもデザイン力が下がったり、キャパがオーバーして対応できなかったり、新しく力のある他社デザイナーの存在が評価されたり…ちょっとしたきっかけでたちまち仕事が他に流れたりするお仕事です。
安定的な保証はなく、数百万単位で月の売り上げが変わることも頻繁にあります。

なので、このスタンスの問題は、これから当分は深く真剣に考えて、都度状況を見ながら判断していかなければ、偏って今決めてしまうと一気に仕事を失くす可能性もあるのです。



弊社のデザイナーにはなるべく幅広い仕事の経験を積ませたいことも考えます。若いスタッフばかりの弊社は何をするにもガムシャラにデザインに向き合うことが大切なので、一つ一つの経験で力をつけさせていきたいのです。

今育てていただいているお客様に出来るだけご迷惑をかけないように判断していかなければいけないと強く思います。

新しい仕事のご相談の中で出来る限り精一杯の最良の判断をして、仕事をしていきたいと思います。



色々と考えさせていただけるほど嬉しい悩みが多いことがありがたいことと肝に銘じ、心あるお客様に迷惑をかけないように真摯に戦略を練りたいと思います!

むずかし~。。。