待ち人、来ず | レさんのブログ改めジャンク・エッセイ

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活字中毒の方、ヒマ潰してみませんか?

 前回の更新からほぼ1ヶ月。

 その間に、本格的な梅雨が来て豪雨があり、さまざまなひきこもごもがあった。

 まあ辛うじて息をしていることが重畳、といったところだ。

 

 気がつけば7月も終わりである。

 陽がかたむいて夕刻。されどまったく気温が下がらない中ロードに出る。

 ここのところ雑事が積み重なり(さばけない自分が一番悪いのだが)、一週間ぶりのロードである。

 その間、最近またぞろ始めた筋トレはやっていたが、やはり息のつまる室内は性に合わないようで、今ひとつ気勢が上がらない。三里に灸すえる芭蕉翁ではないけれど、今日この日を待ちわびてロードに出た。

 

 当地・福岡の18時の気温は安定の33度。なかなかにイカれた気温である。だいたい夕刻においてこの気温であることがおかしい。とはいえ『走らざれば呑むべからす』という当家家訓(当然、僕が勝手に決めた家訓である)もあるので、待ち侘びてはいたものの、「ああ、なんかこの気温と湿度、○ねるなあ」と若干イモ引き気味。

 

 汗が全身の汗腺からこれでもか、とばかりに汗が吹き出す。

 信号で立ち止まって、電柱に手をつけば、夕立よろしくアスファルトに点々と黒いシミ。

 そのシミをみて「あー、デトックスデトックス」と脳内ドーパミンをぶしゅうぶしゅうと噴出しているあたり、僕がどれだけオカシイかがわかろうってもんである。

 

 それにしても梅雨が明けない。

 パン、と晴れわたった夏空はいつ来るのか。北部九州のみ、梅雨が明けていないのである。

 中天の陽に焼かれながら走るのも、これまた堕つ。