最近、ほったらかしにしておいた『モンスター・ハンター:ワールド』をやっておる。
もともとポイントを利用して購入しておったのだが、忙しさにかまけて放置しておったところ、このゲームの拡張コンテンツである『モンスター・ハンター:ワールド アイスボーン』が発売され、お子(上)が真剣にやり始めたので乗っかった次第。
と言うか、この『モンスター・ハンター』シリーズは所謂、「無印」と呼ばれる最初期の作品からプレイしており、携帯ゲーム機版(PSPや3DS)のものは全て手をつけてきた。まぁ、下手の横好きではあるので、「最後までソロで!」とか「勲章全部集めるんだ!」なんて事はやって無いのだけどね。まぁ、ちまちまとやっておったワケである。
このゲームは、ハンターランク(HR)を上げて行くと様々なコンテンツが、解放されてゆく。新たなモンスターが出てきたり、作れる装備のバラエティが増えたり。しかし、このシステムの面白いところは、「プレイヤー自身は強くならない」と言うところにある。つまり、やたら無敵になったりスタミナや体力が極端に減りにくくなったり、モンスターが弱体化したり、なんて事は無い。要は自分のプレイヤースキルを磨いてモンスターを倒していかなければならないのである。
しかも、そのハンターランクなかなか上がらない。とにかくやりこむ必要があるワケだ。
クエストの中には、「なんだよコレ…」って言うのもある。荒野をひたすら卵を運んだり、フィールドのあちこちいる、小さな虫をひたすら駆除したりとか…まぁ、それが重要なクエストでは無いのが救いなのだけど、「どうしてもこの素材が欲しい!」なんて時は、延々そんな事をやるハメになるのね。
よくよく考えて見たら実社会においても、様々なレベルは上がらない。とにかく我慢してやり続けるしか無いところもあるので、なんと言うか『人生Blues』byモーニング娘'19であるね。
受動的なコンテンツとよく言われる、ゲームからでも人生を学ぶ事は出来る、のかも知れない…