そしてお取り扱いも致しません
そのまま交換するということは既存の安定器を使用すると言うことに成ります。
・既存の安定器は約10Wの消費電力で実は見えていない電気コストがかかっています。
・通常安定器は8~10年の寿命があります。寿命を迎えた安定器は1つに対して交換費用約1万円前後の多大な交換コストがかかります。
・古くなった安定器を知らずに使用していると火災の原因になりえます。
劣化の進んだ安定器

写真 社団法人日本照明器具協会
パンフレットより抜粋。
↑の写真の様に安定器は劣化します。
LED蛍光灯の中には「そのまま交換」「工事不要」と言う商品も有ります。
そのまま交換と言うことは、安定器が、劣化していても使用すると言う事で、消費電力の増加、火災の危険性が考えられます。
「そのまま交換」の商品を販売している業者の営業トークは「配線工事や別の安定器を使用することは器具の改造に辺り、器具メーカーの保証が受けらません」となります。この、「改造」は、安定器の交も当てはまります。
社団法人日本照明器具協会では
「改造後の事故・不具合については改造・使用者側で対処いただきます。販売後使用者側で改造する事に対して特に規制はありませんが、事前に充分検討を行い実施する必要があります。」ですので、簡単な配線工事をする事は、法的規制対象では有りませんし、より簡素化する配線ですので事故も皆無だと考えます。
「工事不要製品を製造または販売しているメーカー」に下記の問合せを行い、
得られた回答が以下になります。
質問:御社の工事不要タイプの直管LEDの製品を配線工事なしで取り付けてから、
御社の製品保証期間内に、LED製品ではなく、蛍光灯器具の安定器が故障し
火災が起きてしまった場合、その損害に対する保証をして頂くことは可能でしょうか。
各社の回答
G社回答
今市場に販売している工事不要の製品は、弊社も提供することができますが、
お客様にお勧めいたしておりません。このタイプの製品は、
安定器を付けたままで作業すると、電源の入力が乱れて、電源はずっと不安定の
状態になり、製品の照度減少と寿命には大いに影響を与えることになります。
以上の状況はご存じ下さいませ、また何か問題がございましたら連絡をください。
D社回答
結論から申しますと、「安定器やインバーターなどの火災からの拡大損害に対する
保証」は出来ません。あくまで、当社製品のLED直管商品に対する保証のみにな
ります。「工事不要」品は、お客様の意思で場所を移動する事が可能です。また
譲渡する事も可能と思います。工事が必要な商品でありましたら固定されますが、
「工事不要」品は設置する場所が移動できる事から当社が所在を追究する事が
不可能な状況でもあり、保障は出来ません。
L社回答(海外メーカー)
配線工事不要蛍光灯の件ですが、現在、弊社の蛍光灯はグロースターター式と
ラピッドスタート 1 灯用式だけ対応できます。
他の器具に対応できる蛍光灯はまだ開発中です。
火災に対する保証とは日本のPL保険(生産物賠償責任保険)でしょうか。
既存器具は弊社の製品ではありませんが、その安定器が故障し火災が起きてし
まった場合、弊社は火災に対する保証が必要でしょうか。日本のLED蛍光灯の
メーカーはこのような火災の場合、保証できますか。これについてよく知りませんが、
御手数ですが、情報をご提供いただけば助かりますが。弊社はできる限り対応い
たします。
R社回答
灯具、安定器は保障外です。
そのため、故障による発火や火災等の不具合は保障しかねます。
何卒ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
「提携メーカー提供記事」
この様な回答を頂きました。
上記のようにお客様に不利益及び危険性を伴う製品は不採用とさせて頂きます。
工事費不要。誰でも交換できる。とても良いことですが、長寿命の間のコストが最も重要ですのでしっかりとした蛍光灯選びをお願致します。
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