C.[ブラックライトの種類]
1.蛍光灯(直管式)ブラックライト
2.蛍光灯式(電球型)ブラックライト
3.ネオン管式ブラックライト
4.水銀灯式ブラックライト
5.LEDブラックライト
1.蛍光灯(直管式)ブラックライト(東芝・パナソニック 他)
最もポピュラーで古くからあるタイプのブラックライト。基本的には屋内使用です。
専用の防水式のカバーなどを別注すれば屋外使用も可能ですが、かなりコストが必要です。
照射可能な距離は約3mで壁や天井など設置場所があることが必要条件です。

2.蛍光灯式(電球型)ブラックライト
①東芝U型使用
紫外線強度が弱いため、照射面まで1m位までの距離に適しています。
コンパクトなため設置するのに場所をとりません。完全防水設計です。
路面への照射の場合は足元への設置などが良いでしょう。

②ジェフコム
紫外線強度が弱いため、照射面まで1m位までの距離に適しています。
屋外防水用の器具を準備する必要があります。
価格は5000円前後です。

3.ネオン管式ブラックライト(重光電気)
このタイプは蛍光灯タイプと比較してもかなり省エネタイプです。
私の実験でも、120cm蛍光灯式ブラックライトト、120cmネオン管式ブラックライトを
比較すると、蛍光灯式(40W)よりもネオン管式(13W)の方が強い紫外線強度が測定されました。
また、メーカーの発表している寿命もネオン管式の方がはるかに高いようです。
防水についても蛍光灯式よりも優れてます。
難点は、蛍光灯式と同様に、灯具を設置するには壁面や、天井などが必要だということです。
紫外線の到達距離が4m位ですので、場所によっては、演出効果を出すため、この灯具をどのように
設置して照射するかを設計するのが難しいところです。
またガラス管がむき出しの状態ですので人為的な破損に対する対策が必要でしょう。

4.水銀灯式ブラックライト(岩崎電気)
これまで最も屋外で使用されてきたタイプです。大きな消費電力を必要としますが、紫外線強度が強く、紫外線到達距離も最大15m位までと、とても強力です。
残念ながら、製造過程に有害物質(水銀)を必要とするため、ヨーロッパでは2010年より、
製造・使用禁止となってしまいました。それを受けて、日本での唯一のメーカー岩崎電気も製造中止となりました。

5.LEDブラックライト
LEDを使ったブラックライトの多くは、懐中電灯式です。これは大部分が検査用としての使用が大半であるからでしょう。 設置型の灯具はほとんど製品化されていません。別注制作すると相当高額になります。
①LEDブラックライト(Y社 18球 口金E17 タイプ)
ブラックライトとして販売されていますが、紫外線周波数が400~410nmですので、これでは紫外線で
はなく、紫色ライト(可視光線)です。
紫外線とは400nm以下のものをいうということが国際的に決まっているので、この製品をブラックライトとして販売することは問題があります。
実際に使用して、蛍光塗料に対する反応や、蓄光石に対する効果はほとんど、確認できません。

②LEDスクエアーUV(
イルミネーション工房)
水銀灯式ブラックライト以外では、現在あるブラックライトの中で、最強の紫外線強度を照射するLED式のブラックライト。照射角の違う3タイプがそろっており、15°(挟角)、30°(中角)、100°(広角)を現場によって使い分け、最良の照射を行う事ができます。
また375nmに集中した極端に狭い範囲の紫外線周波数のスペクトラムで、危険周波数B波がまったく放出しないことが証明されており、その高い安全性が海外からも高い評価を得ています。
