10年以上前に観たフォーリング・ダウンという映画があります。
主人公のマイケル・ダグラスは別れた奥さんと子どもの家に歩いて行こうと決めます。
途中で許せない人達を殺しながら警察の大包囲網の中をひたすら歩き続けます。
そうなった理由は会社をクビになったのと渋滞した道路が「暑い」、ただ、それだけの理由でした。
Falling Down(1)はモーニングセットを注文したマイケル・ダグラスに11:30を過ぎたので出せませんと言うファーストフード店の店員。
Falling Down(2)は大渋滞している道で工事をしている男に、何故工事をしているのかを尋ねているマイケル・ダグラスです。
Falling Down(1)
Falling Down(2)
(私も携帯電話のアクセスですけれど携帯電話の方、見えなくてすみません)
マイケル・ダグラスは日頃の恨みをサブ・マシンガンとバズーカ砲で晴らしました。
でも今見ると彼はけしてキレたりしていません。
極めて冷静です。
おかしいのは相手の対応だと思いませんか?
非常に融通の効かない性格の彼が最後に奥さんの家でオモチャの拳銃を出すと警官に射殺されて物語は終わりました。
この映画、何故かとても好きです。
きっとマイケル・ダグラスが演じる主人公が元祖アメリカのA型人間だからでしょう。
日本のA型人間はそう思っても強引に自分のペースで物事を押し進めようとはしません。
日本というのはそういったお国柄なのだそうです。
http://lector.seesaa.net/article/52318097.html
「フォーリング・ダウン」とはフットボール用語でスクラムが潰れること、故意にスクラムを潰すことだそうです。
スクラムとはチームの『和』で初めて成り立つものです。