2018年7月上旬に本「食のパラドックス」に出会い
2018年8月上旬から本にあった食事法「プラントパラドックスプログラム」を開始し
2018年9月下旬、プログラム期間を終了した。
プログラム期間終了後もゆるやかに食事法は続け、
体重は当初の73.5kgから現在54.3kgとなった。(2019年4月上旬)
プラントパラドックスプログラムでは、「食べてはいけない」食品が定められている。
その中に、「小麦、米、じゃがいも、砂糖」がある。
そのほかにも、果物などは控えめとすることや、トマトやキュウリなどの果菜類もNG。
炭水化物や糖はほとんど排除するのだ。
これを聞くと、「あぁ、糖質制限ね」と言われてしまいそうだが、実際は違う。
糖質制限の方法を確認すると、「完全に糖を取らないのは危険」や「脳のエネルギーは糖だけ」などを見た。
なので、制限するだけで、量を減らして取るものが多いと思う。
そして、減らした分をタンパク質に置き換えるよう喚起している。
プラントパラドックスプログラムでは、糖をエネルギー源としない。
そして、タンパク質も増やさず、むしろ制限する。
エネルギー源とするのは、脂肪を分解してできるケトンだ。
今から10年前、今より「ファスティング」施設が流行っていたころ、私も数度、高額の料金で利用したことがある。
朝食も夕食もスープや野菜ジュース程度しかとらないで、数泊過ごす。
毎日、尿にケトン体が出るようになったことを確認する。
この時、初めてケトン体の存在を私は知ったが、それがなんなのか全く理解できていなかった。
本「食のパラドックス」によると、
通常の食事をしていると、インスリンが分泌されるが、
インスリンが分泌されている間は、ケトン体は作り出せない。
そして、作らない状態が常態化すると容易にはケトン体を作れなくなる。
MCT油は100%ケトンでできていて、これを取ることで、身体はケトンを利用することができ、
不調を起こさず、糖を絶ちタンパク質を減らすことができる。
実際、10年前のファスティング時は、頭痛や眠気を強く感じたが、
今回はバターコーヒーをちゃんと取り入れたことで、頭痛や眠気などの不調は起きなかった。
この食事法で私が変わったのを見て、
玄米・納豆・トマト・ピーナッツが大好きだった母も、プログラムを始めた。
ココナッツオイルをコーヒーに入れるように言っていたのに、4日目から忘れたようだ。
すると、本人曰く「低血糖状態でフラフラする」とのこと。
バターコーヒーを忘れず飲むよう伝えると、以後不調は起こらなかった。
脳は糖以外のエネルギーでもちゃんと働くことが体感できた。
そして、エネルギーをそれらを材料に作り出しているミトコンドリアも
糖よりケトンの方が半分の労力ですむという。
現在の私は、時にラーメンやすし、会食など食べる。
糖分を取ると以前のように眠気を感じる。(夜遅くないのに)
糖分を取らないときは、食前、食後でそうした変化は起こらない。
また、甥にもらったお土産のクッキーにはとても苦しめられた。
クッキーは小さいバケツに入っていた。
美味しかったが、なかなか減らず、枚数を食べると頭痛になった。
日を置いて、体調を見ながら、1か月以上かけて食べた。
頭痛の種類は片頭痛で、もともと片頭痛もちだった。
酷いときは視野がにじんで見えなくなったりする。
この食事法を始めてからは、片頭痛が少なくなったように感じる。
エネルギー源の話からだいぶ離れてしまったので、これまで。