こちらに記載したことはないけど、私は実母の介護をしている。
かれこれ、22年。
父の突然死からの同居から始まり、今は施設。
その間、心がけたのは、
無理しないということ。
いくら頑張っても、介護に関しては素人だし、プロに敵わない。まして、これからますます介護度は上がるだけ。
兄弟や夫も、遠慮なく使ってるし、だからこそ、ダメな時はダメと言ってくれる。
そしてもうひとつ。
思い、理想を伝えること。
もちろん、理想通りにはいかない。制約はたっぷりあるもの。制度、介護度、経済状態他。
だけど、ケアマネさんや相談員さんはプロだから、考えてくれる。地域の資源も使える。
今回も、8月12日に敗血症で急性期の病院に搬送されてから、呼吸器の状態が悪いので施設に戻るのはムリだと判断されたけど、
もう、最後だし少しでも楽しく過ごさせたいと言ったら、
やっぱりプロで、そのような施設をいくつか紹介してくれた。
私がするのはその施設を訪問して自分の思いにより近い施設を選択すること。
9月半ばから10月末までは
施設を回り、施設を決め、
そして、昨日、転院ができた。
以前の施設のようにはいかないけど、
田畑に囲まれ、緑も豊か😊
そして、空が広い🤭
半日かけて新しい施設のお医者さま初めスタッフの方々と話もでき、思いを伝え、分からないことも質問。
これで、これからの母の生活の見通しがつき、少しほっとしている。
どうか、介護者は無理しないでほしい。
いつまで続くかわからない長距離走だもの。
自己開示し、
社会的資源をできるだけ利用しましょ。
今回利用したのは介護医療院という新しい制度。必要がありできた制度やけど、
認知度が低く、施設もまだあまりないけど、
これからは拡大されそうです。