ご自分と両想いで幸せな皆様へ

 

こんにちは、タコのマリネです~!

今日はタコのマリネが個人的に思ってることでございます。

 

いわゆる「スピリチュアル」も、仏教やキリスト教なども「己の精神性を高める」という点は、共通していると思います。

四柱推命や西洋占星術などの「目に見えない世界」を取り扱う「占い」も、同じような面がありますよね。

(とはいえ、占いは洋の東西を問わず、時の権力者たちに弾圧されがちなので、あまり表舞台に出てきませんけども…。アングラですな)

 

仏教は、最終到達目標は「輪廻からの解脱(げだつ)」。煩悩から解放されることで自由な世界にいけるとされています。

仏教においては、煩悩に縛られていることから解放され、迷いの世界、輪廻などの苦を脱して自由の境地に到達すること。悟ること。

(出典:WikiPedia)

※解脱についてわかりやすい説明がないか調べてみても、どうしてもアレな感じのサイトにたどりつくので、無難なWikiPedia先生から引用します。

 

仏教は精神性を高め、悟りの境地への道を妨げる「煩悩」を打ち消すことが重要とされました。

 

キリスト教は、ざっくり言うと「天国にいくために、日々魂を磨こう」ということらしいです。ざっくりね、ざっくり。

そのための「汝、隣人を愛しなさい」「神の愛(アガペー)」といった教えがありますが、大方「精神性を高める」ということで意味合いとしては間違っていないでしょう。

 

そしてキリスト教でも仏教の「煩悩」にほぼ相当するような「七つの大罪」があります。(アニメになったやつじゃないよ!)

 

傲慢・強欲・嫉妬・憤怒・色欲・貪食(大食)・怠惰。

 

OH!

私にはどれもこれも心当たりしかないやつですね!!!!

キリスト教的には絶対に天国行けないね、タコのマリネ…。そもそも西洋占星術やってる時点で大罪人だから地獄行きだった……(※キリスト教の歴史的には西洋占星術は禁忌です)


なお、公式的にはダメということになっていますので、聖職者たちのアレとかソレとかコレについては、ここでは突っ込まないことにします。

 

と、とにかく仏教もキリスト教も、「精神性を高める」という目標のために、愚かな欲望や煩悩はなるべく打ち払っていきましょう、という考えなわけです。

 

 

一方で、昨今のキラキラ系の「スピリチュアル」ってどれもみんな、こんな感じじゃないですか?

 

 

「何もしなくても、たくさんの男性に愛されて、大好きなあの人との恋が実って結婚して、やりたくないことをやらなくても頑張らなくてもラクにお金が稼げて、欲しいものを買い与えられる私になりたい♡」

 

 

 

 

 

ぼ、ぼぼぼぼぼ煩悩炸裂ーーーーー!!!!!

 

さっきの「七つの大罪」のうち、強欲・色欲・怠惰がバッチリ当てはまりますね。

 

お釈迦様やイエス=キリストが悟りを開くためにいろんな誘惑に負けずに苦行を散々こなしてきたのに「やりたくないことはやらない」ですって!!!
「好きなことだけやる!」「ワクワクすることだけやる!」ですって!!やりたくなくても、好きじゃなくても「やらなくちゃいけないこと」って世の中には多少はあるわよね!!

お釈迦様がその生涯をかけて見つけた答えを全否定!!!!

うん、精神性を高める気ないよね!!!

むしろ下げていく方向だよね!!!

 

ごめんなさいでもタコのマリネもそんな風に思ってましたぁぁあああぁぅゎぁああああぁ!!!!(黒歴史)

 

こういった願望を抱くこと自体が「悪い」とは言いませんけど、少なくとも「精神性を高めること」が目的であるはずの本来のスピリチュアルとは真逆の方向を目指しているから、スピリチュアルでもなんでもないよ、ということはご理解いただけましたでしょうか。


あなた、スピリチュアルが好きなの??もしかしてあなたの目指すスピリチュアルってただの煩悩になってない??

 

「煩悩」「七つの大罪」を打ち払い、精神性を高めるためにはそれなりの「修行」が必要なわけで、ガチでその道に入る仏僧、修道士・修道女などの聖職者たちは、元来は独身であることを戒律で定められていました。

(ヒンドゥー教、ユダヤ教、神道などは「宗教」というよりも、生活に土着した「自然発生的な信仰」に近いので、ここでは対象外とします。あとから派生したイギリス国教会やプロテスタント系、日本で独自に発達した妻帯OKな鎌倉仏教なども歴史的には新しいので除外)


市井で生きるならば結婚に制約はありませんが、その道に本気で進むならば結婚してはいけない、と。

歴代のダライ・ラマも、ローマ法王も、公式上は独身です。世襲制じゃないのです。

かつてのヨーロッパは政治的支配者としての神聖ローマ皇帝と、キリスト教の最高指導者のローマ法王がいまいした。

俗世のリーダー精神的なリーダーは別々に存在していたわけです。(例外的に14世紀以降のイギリスはどちらも「英国王」なんだけどね!)

 

お釈迦様は王子として生まれ、インドで一番の美女と結婚して子供も生まれ、贅沢のできる暮らしだったにも関わらず、心が満たされませんでした。そうしてすべてを捨て、出家してしまいます。


私たちも精神性を高めたり、占いでガッツリその道を極めたり、見えない世界やスピリチュアルな世界を扱おうとするならば、あらゆるものを捨てることになりかねないので、結婚しない方がいいのではないかと思います。

もうちょいゆるめだと、結婚したとしても、子供はつくらない方がいいでしょうね。

 

七つの大罪を卒業して煩悩を手放し、己の精神性を高めてくことは、俗世から離れていくことになります。親が俗世から離れていったとしたら、俗世に取り残された子供はどう生きていけばいいのでしょう?

子供を置いて、自分は精神世界へGO!

って、それはあまりにも無責任でしょう。親としては失格!!

 

神様だとか守護霊様だとか「すべては愛と光」とか言っちゃう子供って、ほぼ間違いなくいじめの対象になるでしょう。

イエス様の尊い教えのひとつ、「左の頬を打たれたら、右の頬を差し出しなさい」を素で信じて周りにやっちゃう子供は、絶対いじめられるやろ。

タコのマリネのような悪ガキがいたら「こいつ、殴っても反抗しないし、ビンタしたら反対側の顔も差向けてくるんだぜー!おもしれぇーーwww」ってなるね。うん。

 

精神世界に浸って、現実世界の周りの人とうまくやれないコミュ障の子供はいじめられる。善なるはずのスピリチュアルが子供に悪影響を及ぼしかねない。

 

子供がいるなら、子供が欲しいなら、占いやスピリチュアルなどの「目に見えない世界」を追い求めるよりも、しっかり俗世で賢く生き抜いていく知恵をつけた方が絶対に良いと思います!!!

 

 

お釈迦様だって、現代日本の価値観だと「自分のやりたいことがあるからって、妻と子を捨てた、父親としての自覚も資格もない、身勝手なひどい男!!!」になるでしょう。

 

もし子供のいる旦那さんが「俺、家族がいても、贅沢してても、心が虚しいんだ。だから、俺は社会的地位も家族も全て捨てて、ホームレスになって修行に励むよ!育児もできないし養育費よ払えないからよろしくね!」とか言い出したら「ハァァァァ??なんなのその無責任な男!!!‎?父親としての自覚あるの!?信じらんない!!!身勝手すぎる!!最低!!(·•᷄ࡇ•᷅ 💢)」と思いません?

そう、お釈迦様がやったことは、こういうことです。

 

人々を苦しみから救い出す道標としてはお釈迦様は大変尊いお方であらせられますが、父親としては明らかに失格です。

 

お釈迦様のお父様は裕福だから、お釈迦様に捨てられた妻子は生活に困らずに済んだけど、庶民の私たちが同じことをしたら、残されたパートナーや子供たちに大変な苦労を負わせることになります…。

親が精神性を高めていくスピリチュアルな生き方を目指すと、子供が犠牲になりかねません。

 

有名な「新宿の母」も、事情があって子供とはずっと会えなかったらしいですね。

スピリチュアルなお仕事も順調で、親子関係も好調という方も時折いらっしゃいますが、特殊ケースでございましょう…。

もしくは、子供側に問題が出ないか、すごく心配…。

 

精神性を高めていくスピリチュアルな生き方をガチのガチに極めたいなら、解脱したいなら、子供は持たない方が良いと思います。というか子供のためにやめてあげて!!


豊臣秀吉は、実子に跡を継がせるために養子にした甥っ子を切り捨てましたよね。

子供への愛情は素晴らしいかもしれませんが、我が子のためとはいえ別の人を粛清する愚行。

死の間際に徳川家康に「息子の秀頼のことをよろしく頼む」と何度も何度も懇願し、幼い息子の将来を案じながら亡くなっています。(そしてその約束は反故にされる…)


愛する子供がいると、このように俗世に未練が残っちゃうでしょう。

それは「親の愛情」という、尊くて美しいものです。でも視点を変えれば、美しい愛情も「執着」になるという。

 

子供を残して安心して死ねない。心置きなく解脱できない。だから精神性を極める生き方をしたいなら、子供は残さずにおくべき。

(親がガチめに精神性を高めていく生き方をすると、俗世に未練を残さないように子供が先に……というパターンもあるんじゃないかとか思うんですよ………)

 

アメリカの研究者によると、機能不全家庭の事例として「親がカルトを信仰している」という項目があるそうです。

これを日本に持ち込むならば「親がスピリチュアルにハマっている」という項目を追加しても良いと思いますね、私は。


あ、スピリチュアルなことや占いなどは趣味+‪α‬のレベルならば、結婚しても出産しても、さほど影響はないと思います。

御朱印集めや、人間関係の参考にホロスコープや四柱推命を軽く学んでみるのは良いと思います。その道をガチで極めないなら、そこまで心配しなくても良いはず。

ただ、親になった時点で、子供や家庭を犠牲にしたくないならば、精神性を高めていくガチのスピリチュアルな生き方は、ある程度あきらめた方が良いのではないかと感じます。


俗世に揉まれて真っ当に生きてください。その方が子供のため、家庭のため、社会のためです。

スピリチュアルはほどほどで。そうでないと子供にしんどい思いをさせてしまいかねませんから。

 

少なくとも「何もしなくても、たくさんの男性に愛されて、大好きなあの人との恋が実って結婚して、やりたくないことをやらなくても頑張らなくてもラクにお金が稼げて、欲しいものを買い与えられる私になりたい♡」という人は、精神性を高めていくスピリチュアルな生き方を目指す必要はありませんので、瞑想したり神社にいったりするよりも、愛されコーデやモテテク、男をその気にさせるなんちゃらメソッド、婚活必勝法など、もっと俗っぽいものを学ぶ方が成果が出やすくて良いと思います。

 

この際だからハッキリ言うけど、その考え方はスピリチュアルでもなんでもなくてただの怠惰じゃない!!?!! 


え、うん、かつてのタコのマリネも「スピリチュアルを学んで恋愛・結婚♡」とか夢見てましたけど……うわ、自分で書いてて背筋がゾワゾワします……ヒェッ……鳥肌……

 

そうだよ!!

タコのマリネは怠惰だったんだよ!!!(涙)

 

(写真提供:YUKI /無断転載一切禁止)

 

もし私が男性だったら「スピリチュアルなことが大好きなんです♡」「占いにハマってるんです♡」と公言する女性とは絶対に結婚したくないかなー…

好きだけど内に秘めてるならセーフだし、親密になってきてから「実は…」と打ち明けられるなら、アリだと思いますけど。

 

スピ好きって基本受け身だし、教祖様のお言葉を信じ込んで、自分の頭で何も考えなさそうなので、「僕たち、気が合うね!」「僕もそんな風に思ってたんだ!」と適当に話を合わせておいて、「君みたいに気が合う子は初めてだよ!」とか言って期待させて、ちょっと優しくしてあげれば、「この人こそ、私の運命の相手だわ!」「引き寄せに成功したのね!」と勝手に信じ込んで盛り上がってくれそうだから、簡単なので遊び相手にはちょうどいいけど(最低)、結婚はお断りだなぁ。

 

だって子供をまともに育てられなさそうだし、変なツボだとかよくわかんない高額セミナーとか、何にお金を注ぎ込むかわかったもんじゃないし。あと怠惰でしょ(←過去の自分ね……)。

 

それに自分が子供だったら、母親がスピリチュアルにハマって毎月何万円もつぎ込むの、恥ずかしくない?

耐え難くない?

「お母さん、もうやめて!!」ってならない?

 

大天使様の御言葉をおろすより、神様とつながるより、家計簿つけてほしいんですけど。

占いやスピリチュアルなことが好きなのは決して悪いことではないですけれど、家庭があるなら、子供がいるなら、あるいは子供が欲しいなら、占いやスピリチュアルはほどほどにしとのこ。


子供がいるならば、自身の精神性を高める生き方より、現実世界でずる賢く上手に生き抜く生き方の方が絶対大事ですもの。

多少汚くてもズルくても、子供がいるならばその生き方は正しいと思いますよ。

そうでないと成果がすべての資本主義社会では自分が食い物にされますからね!

 

今日もお読みくださりありがとうございます。

あなたに良いことがたくさん起きますように☆

 

タコのマリネ

 

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