― 北川村「モネの庭」マルモッタン ―
ご存じですか?
フランスの印象派の画家クロード・モネが
終の棲家としたジヴェルニーのアトリエにつくり、
愛してやまなかった庭。
この「モネの庭」で多くの睡蓮の絵が描かれたのは有名ですね。
その本家「モネの庭」に直接指導を受けて、
日本に「モネの庭」を再現し、
「モネの庭」という名称を許されたのが
高知県安芸郡北川村にある
『北川村「モネの庭」マルモッタン』なのです。
2000年4月にオープン、今年で17年目に入ります。
以前から「行ってみたいな」と思っていたのですが、
先日、やっと訪ねることができました。
バスツアーを利用してなので、
時間も限られていて、
自由にのんびり散策、とはいかないところが残念でしたが
本当にすばらしいお庭でした。
睡蓮をはじめ、
モネのパレットを思わせる
色とりどりの花が咲いていました。
北川村「モネの庭」の庭園管理責任者・川上さんが
庭園内をご案内くださったのは
バスツアーに参加すればこその特典(♡)。
寡聞にして知らなかったのですが、
川上さんは、ガーデナーの間では
カリスマ的な有名人なのだそうです。
モネが咲かせることを熱望したけれど
最後まで果たせなかった
熱帯性の青い睡蓮も
6月中旬頃には、見ることができるそうです。
何度でも行きたくなるようなお庭でした。
写真・文=渡部紀子
水鏡に木や空が映り込みます。
ピンクの睡蓮は、フランスのモネの庭から譲り受けたもの
モネのパレットをイメージした
色とりどりの花が咲き乱れるアーチ。