先日、庭の月桂樹の剪定をしました。
といっても、やたら伸びているので、手当たり次第に枝を切り落としたという、
月桂樹にとってはちょっとかわいそうな剪定です。
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しっかりした枝がたくさん出たので、それを使って、
以前からやってみたいと思っていた素人工作に挑戦しました。
モクレンの木の下に鳥のえさ台を作ったのです。
枝を針金でつないで、大きな枝を組んだ三脚に固定するという、
きわめて簡単な工法のえさ台ですが、ちょっと風情もあって、
結構気に入ったできばえになりました。
今日、ミカンを切ったものと、水のみ用のお弁当箱のふたを取り付け、
誰か遊びに来ないかと待っていたら……。
来ました、来ました！！ お客様第一号は、カップルのメジロです。
柑橘類をモクレンの枝にぶら下げてはお出まし願っていました。
それが今年はこんなに早く…。ちょっとうれしい出会いです。
真冬から春先にかけての時期にくらべて、首元の羽毛の黄色が濃いように感じ、
最初はあれっと思いました。
個体差なのか、成長の度合いなのか、季節で少し色が変わるものなのか…。
私が持っているポケット図鑑ではよくわかりません。
それでも、久方ぶりのメジロちゃんの来訪に、心ときめくひとときとなりました。
写真・文＝渡部紀子