Le ciel d'azur~藤倉梓blog -19ページ目

Le ciel d'azur~藤倉梓blog

脚本,作曲,演出,出演,訳詞,ピアノ弾き and so on...

もう先週のことだが
sign 4度目の上演が終わった。

劇場が今まででいちばん広いというか天井が高い日暮里d倉庫になり、
それにともなって美術が若干変わり、
ドラマターグが入り、
弦楽器が入り、
キャストが変わり、
過去上演とはまた異なるバージョンになったし、
自分も初演から6年経っているので感覚や感想が違う。

そして千穐楽のカーテンコールを観ながら正直に思ったのは、
これが完成形ではなくて、
だからまだやめられないと思える、続けたくなってしまう、ということ。

また上演出来るのかは分かりませぬがきっとある気がしつつ。

数多くある劇場と演目の中からこのsignを選んで下さったお客様、ありがとうございました。

上演機会を下さったミュージカル座さま。

signをやろうと言って下さったプロデューサー吉田英美さま。

2015版プロデュースのscoreさま。

劇場でチケットやって下さり一緒にタピってくれた票券の香本真梨奈ちゃん。

お稽古ピアノ弾いてくれた西寿菜ちゃん。

全能の神であった稽古場~劇場お手伝いの長瀬可織ちゃん。

おともだちゆえに精神的支えでもあった演出助手の相澤祥子ちゃん。

藤倉作品に何故かほぼ毎回出てくるマジックをいつも教えてくれる日向大祐くん。

弦アレンジで世界を広げて下さった白佐武史さん(テレビ電話、思い出深いです)。

何度も撮影にいらして下さったツノダイチロウさま。

素敵なビジュアルを作って下さった宣伝美術シマクラヨウさま。

この空と街並みのスクリーンにどれだけ助けられたことか、センスの塊の美術家・柴田麻衣子ちゃん。

朗らかテキパキの舞台監督秋南真央ちゃん。

この方が居なければもはやsignは違っていたであろう舞台監督&美術製作の小谷武さま。

出来る男ぶりを今回も発揮してもらった音響坂井悠ちゃん。

開幕してからも微調整に付き合ってもらって納得に向かわせてもらえた照明オペレーター関口夏奈ちゃん。

神業に頼らせて頂いた照明小川修さま。

ミュージカルのしかも小劇場で弾くことを、最後は楽しいと仰って下さったコントラバス出町芽生ちゃんとヴィオラ小林知弘くん。
弦楽器はエモいということをあらためて思わせられた。

23曲、全10公演、900分弾ききった偉大すぎるキーボード河谷萌奈美さま。

唯一無二の個性と美しさに引き込まれてしまう愛すべき彩橋みゆちゃん。

皆と切磋琢磨させてもらう中で一緒にあれこれ考える作業が楽しかった荒田至法くん。

オーディションで歌ってもらったジュヴナイルの声を聴いてその周波数?があの曲に合っていたのでお願いした、加賀谷真聡くん。感覚の鋭さと和ませる力を併せ持つアーティストだ。

この人ほんとにかなわんと思った…誰もがそう思っただろう…小此木まりちゃん。

たくさんお稽古して、そのぶん思い出も深い、表情がほんとうに輝いていた熊澤沙穂ちゃん。

佇まいも居方のバランス感覚も冴えわたる実力者プラス可愛くてたまに見とれてしまっていた小林風花ちゃん。

この人プロだ、と、稽古中も本番中も敬服させられた斎藤准一郎くん。

ご一緒するたび変わってゆく驚異の女神、清水彩花ちゃん。色んな面がみられて楽しかった。

お芝居でほんとに助けられた繊細アーティスト遠山さやかさま。降臨ね。してましたね。

お芝居で歌う歌がこんなにも素敵な…のに1日1回なにかしら楽しいことがあった村井成仁くん。

劇場入りして一番激しく変化していき「これが若さってやつか」と思った若松渓太くん。

通称「ターグ」または「ジュヴにい」となっていた西川大貴氏、この人が居なかったらSeason 4はこうならなかったでせう。
そして彼でなければ自分もこういうふうに終えられなかったと思うので、無限の感謝です。奢らなきゃな。いや奢り忘れたな。

さいごに、
依怙贔屓かもしれませぬがスタッフとして一緒にやれた同期は、心からの誇りです。
振付の原田美穂と制作&振付助手の清水日向子。
あのセンスと回転。
人間性。
同期でよかったし、やれてよかった。
愛しています。

この空に、
地面に、
大気の中に、
込められた私ども日本人のいにしえからつづく呼吸のようななにかが今も常に渦巻いている。
そのなかで一瞬間に起こる波動をここではsignと呼び、それをどこかに感じながら、みんな誰かの子孫として、穏やかまたは波乱に満ちた人生を生き続けている。
そんなような、日本人による日本人のためのソングサイクルsignが、
Season 5が、いつかありますように。

ありがとうございました!


【翻訳・演出】

ブロードウェイミュージカル『GODSPELL』

2019.11.27(Wed)-12.3(Tue)
六行会ホール


【出演】

ミュージカル『クリスマスに歌えば』

2019.12.19(Thu)-23(Mon)
シアターグリーンBox inBox THEATER
ソングサイクル『sign』、DawnとDuskの両チームの初日があいた。
むしろDawnの2回目も終わった。

しかし、お客様によってこうも変わるのか、というのが今まででいちばんの驚き。
演者が出したパスへのリアクションがこんなに見えたのも初めてかもしれない。
ここはオフブロードウェイかと思った。
もちろん毎日違う空気になるだろう。
でも、こうあるべき、こうあってほしい、などと無意識でも思ってしまうことは我々提供側のエゴであるから、
その日その日のパフォーマンスがどうなろうと、相変わらず我々は最後のピースをお客様に委ね、いつも通りのことをするのみである。

という認識をちゃんとキャストと共有させてもらえる、しかも本番前の稽古にも付き合ってもらえる、コンパクトでスマートなカンパニーであることに感謝する。
それからこんな素敵な写真を撮ったのは演出助手でもある相澤祥子で、
こんな素敵なフォーメーションをつくったのは私の同期である原田美穂で、
それにご尽力下さった照明音響演出部も存在するような瞬間を成り立たせて下さっているのは、
同じく同期の制作清水日向子とプロデューサー吉田英美様だ。

そうして、そこに見目麗しき役者が入り、舞台はできてゆく。

この空気、ここに居ないと、分からない。
映像にも姿は残るけれど、
この空気、ここに居ないと、分からない。

劇場という空間の有機力に驚嘆している日々だ。


【脚本・作曲・演出】

a song cycle『sign』

2019.9.10(Tue)-15(Sun)
日暮里d-倉庫


【翻訳・演出】

ブロードウェイミュージカル『GODSPELL』

2019.11.27(Wed)-12.3(Tue)
六行会ホール


【出演】

ミュージカル『クリスマスに歌えば』

2019.12.19(Thu)-23(Mon)
シアターグリーンBox inBox THEATER
4度目の「sign」、
10日に開幕する。

相澤祥子女史が撮ってくれたプログラム用写真のオフショットは、それぞれのチームぽさがでている。でしょ。

Dawn
Dusk
このまさにチーム名を醸した雰囲気、たぶん意図されてない。
かれらの色が滲み出てきたもの。

今回も素敵な役者さんスタッフさんに恵まれた。

それに、ドラマターグという人が今回入って、結構変わったと思う。

我々Season4のは常に真剣に、しかし笑顔は絶やさず、議論を恐れず、この1ヶ月このソングサイクルに取り組んできた。

素材をならべ、皆で調理し、盛り付けまできた。

さいごに各種カトラリーとシーズニングをならべ、
どのように召し上がって頂くかは、お客様次第。

10(火)開幕です。
ぜひに。
日本人による日本人のソングサイクル(ミュージカル)。



【脚本・作曲・演出】

a song cycle『sign』

2019.9.10(Tue)-15(Sun)
日暮里d-倉庫


【翻訳・演出】

ブロードウェイミュージカル『GODSPELL』

2019.11.27(Wed)-12.3(Tue)
六行会ホール


【出演】

ミュージカル『クリスマスに歌えば』

2019.12.19(Thu)-23(Mon)
シアターグリーンBox inBox THEATER