皆様、こんにちは。
本日もルシエルバレエクラスのブログにお越し下さりありがとうございます。
ルシエルは大人のためのバレエクラスです。
皆様が楽しく、そして長く健やかにバレエと付き合っていけるように必要な指導を心がけております。
ここでちょっと私の話
今まで、発表会、勉強会、おさらい会、バレエコンサート、スタジオパフォーマンスなどなど……
名前は色々あれど、色々な会のお手伝いをしてきました。
自分が主催側もたくさんありましたが、常に誰かと一緒に主催しておりました。
そのため、仕事を分担していて、私はどちらかというと現場仕事?というか、振付、指導、、、当日も踊ることはなくバックステージを駆け回る感じでした。
自分単独で会をひらくのは初めてなので、スタジオパフォーマンスといえど、バタバタ感満載
とても踊ろうなんて考えていませんでしたが。
生徒さんのお一人が、
「先生に合う曲があるんです。今、コンクール用に練習してますので、弾きますからパフォーマンスで踊られませんか?」
というお申し出をいただきました。
いやいやいやいやぁ
余裕ないって
時間ないって
身体もたないって
と、濁したのですが。
一応ね、と曲を聞かせていただいたら………
これが素敵すぎて、踊りたい
と思ってしまった。
でも、慎重に慎重に考えました。
身体のこと、足のこと、生徒さんのこと。
そして、オープニングもフィナーレも振付し終わり、落ち着いた9月終わり……
良し!やろう
と決断。
振付開始すると、筋力体力ナシナシ無しー
やはり、レッスンと踊りは違うねぇ………
あれは駄目だ、これも繋がらない、ここから前で踊りたいが進めない…。
人に振付るより難しい
ため息の日々でした。
足の調子も心配だったし、パフォーマンス参加者だけに踊ることを伝えて、お客様にはサプライズにしておきました。
パフォーマンスの華は、生徒さん。
私は衣裳ではなく、レオタードに長いスカート。
このスカートだけ短時間でお安くサクッとつくってくださる方を先輩がご紹介くださりお願いしました。
練習用っぽくて良いので、柔らかい素材でシンプルなラインの長めスカートをとお願いして、すぐに製作してくださり、とても助かりました。
そして、当日!
この日、いつも衣裳制作をしてくださる友人が、私の初の単独スタジオパフォーマンスということで助っ人に来てくださいました。
生徒さんのヘアメイクや衣裳のフォロー。
彼女は、衣裳デザイン制作、レンタルだけでなく、舞台裏のドレッサーのお仕事も一流
その彼女が、私のゲネプロを観て
「いくら、サプライズで踊るからシンプルにサラッとでも……せっかくの作品なんだから!!!手を加えていい?!」
と………
あと少しで開場ですが
うん。いいよーお願い
そして、
チョキチョキ
チクチクチク
その間、生徒さんの相談にのる私
「裁ち鋏なんて、持ってきてないよーーーー」
といいながら、普通のハサミで仕上げていきます。
彼女がちょっと手を加えるだけで練習用から衣裳に変わっていくスカート
生徒さんたちは感心しながらプロの仕事を見学
貴重な瞬間ですよね
こういう舞台裏の世界も素敵
生徒さんから、
「先生!全然良い!!!その黒のレオタードもやめてください〜!!!」
との声が………。
イヤ、これは、代わりないから仕方ないのよ
動きが出るようになったスカート。
一回踊りを見ただけで。
しかも創作作品。
数分で変化。
プロのお仕事、感謝です
さて、次のブログでは、パフォーマンスの模様ご報告します!