皆様、こんにちは✨
本日もルシエルバレエクラスのブログにお越し下さりありがとうございます☺️
今回は、お久しぶりのカルチャースクール子供クラスの話題♪
今年も、9月に発表会があります。
今年はシンデレラの抜粋というか短縮版というか。
私が担当する子供は魔法の精(←創作です)とオレンジの精です。
バレエのシンデレラでは、舞踏会で出会うシンデレラに王子がオレンジをプレゼントします。
物語では、珍しい貴重な果物として扱われており、それをシンデレラに渡すのです。
オレンジの精を踊るのは4才〜小2の子供達。
作り物のオレンジを持って踊ることにしました。
現在、振付も半分ほど仕上がり順調な中……
先日、オレンジを持って楽しくツーステップをしたあと、2人組で向き合って、オレンジを差し出し合うという振付をつけました。
私のイメージでは、珍しく貴重なオレンジを持って
「見てみて!私のオレンジいいでしょ?私のほうが美味しそうでしょ?」
的な感じで差し出して見せ合う、ってところでしたが。
ある子のオレンジの差し出し方が、全然元気なし😅
というか、胸の前で両手で持っているオレンジ(今は持ってるつもりでやってます)を、ちょこっとしか動かさないのです。
どうも、まだそれまでの振付に不安があるようで、新しい振付に集中できない様子。
小さい子供達ですし、本番オレンジを落としてしまうのも心配なので、早々にオレンジの代わりになるボールなど用意しなくては💦と思うのですが、とりあえず今日は、それぞれにオレンジに愛着を持ってもらおうと思いました。
「○○ちゃんが持ってるオレンジはどんなオレンジ?」
と聞いてみました。彼女は
「?????」
首をかしげます。
私は生徒みんなに向って言いました♪
「みんなのオレンジはどんなオレンジ?どんなオレンジか自分で決めて先生に教えて✨」
みんな考え始めます。
「これはとても珍しくて大事な果物で、王子様がシンデレラにプレゼントするんだよ。みんなのオレンジはどんなオレンジかな?甘〜いオレンジ?イイ香りのするオレンジ?」
そして、改めて先程の子にどんなオレンジ?と聞きます。彼女は暫く、首を傾げて悩んだあとボソッと、
「小さいオレンジ」
私は、ちょっとずっこけました(笑)
でも彼女らしい✨
「○○ちゃんの手の中にちゃんと入るくらいの可愛いオレンジなんだね」
というとにっこり笑いました。
そしてみんなが、わぁ!と喋り始めます。
「私は凄くイイ香りなの💕」
「うーん、美味しいのがいいな🎶」
「奇麗な色のオレンジ🍊」
「私のはネズミにかじられたオレンジ!!」
「腐ったオレンジ〜(笑)」
おいおい😅
そーなるのか💦