トランプ氏の勝利 | 松尾貿易の社長のブログ

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ショッピングモールやホテルのロビーなどに置いてあるプランターをヨーロッパから輸入し、全国に卸している会社です。皆さん、植木は目にするけど鉢など気になさった事は無いのではないでしょうか。世の中、こんな商売も有るのです・・・・・。

大方の予想を裏切ってアメリカ大統領予備選にトランプ氏が勝利、それも大勝利しました。

 

ヒラリーさんの勝利が大方の予想と言うか願望だったわけですが、結果はトランプ氏の圧勝でした。これについて、いわゆる評論家がもっともらしい理屈を並べていますが、予想が当たらなかった人たちの意見を聞いても意味があるとは思えません。

 

簡単に言えば、アメリカ人の本音が出たということです。自由だ愛だと声高に叫ぶアメリカ人ですが、本音ではヒスパニックもアジアンも、黒人も嫌いなのです。彼らに自分たちのテリトリーを侵されるのはゴメンだというのが本心でしょう。黒人たちは近年、その地位を高めてきましたが、やっと獲得した地位を上記の人達に持って行かれたくないと思っていると思います。

 

アメリカのためならともかく、中東やアジアに行って戦争に首を突っ込み、アメリカ人が死ぬなんてまっぴらだと思っているのです。自分たちが騒ぎの種をさんざん引っ掻き回しているなんてことは点から考えない人たちですのにね。

 

ある評論家がまともな事を云ってました。トランプ氏が勝利した直後から全米各地で反トランプのデモや騒乱が続いていて、新聞は報じてはいますが、変なことだと云っているのは一誌もありません。自由の国、民主主義の国を声高に叫ぶアメリカで、民主主義のルールに則って選ばれた結果をなぜ受け入れないのでしょうか。気に入らなくても、決まったことには従うのが民主主義のルールでしょう。アメリカ人は自ら国家のあり方を否定するのでしょうか。

 

この簡単な事実を反対派の我儘に過ぎないとピシャリという新聞は見当たりません。

 

トランプ氏は選挙中に日本の米軍駐留にいちゃもんを付けていますが、いいチャンスじゃないですか。日本も自分の国は自分で守るという独立国なら当たり前のことをすべきです。アメリカは日本を守るために日本に駐留しているわけではありません。太平洋全体が自分の陣地で日本が地理的にその最西端である絶好の場所だからです。もし日本がなければ、グアムだけで、とても兵力を保てる場所ではありません。

 

ですから、自分の国は自分で守る、日本に基地を置きたいのであれば家賃を払えと云えばいいことです。その上でお互い助け合う安保同盟を結べば良いのはないでしょうか。