新入職 | 手術室発、日本の医療へ

手術室発、日本の医療へ

毎日の麻酔業務におけるミクロなことから始まり、そこから浮かんでくるマクロな日本の医療全体についてまで、感じること、考えることを書き残していきます。専門的なことも書きますが、一般の方にも読んでいただければと思います。

今年の4月から、当科のスタッフは私以外、総入れ替え。
これまで居てくれた、ベテランのスタッフが退職し、同時に研修生も入れ替えとなったので、
今月からは、新人ばかりのスタートなった。

常勤スタッフが一人減ったのを、非常勤で補っているので、その分の新人も入っている。

まるで新人だらけである。

この時期には、コミュニケーション不足、その他で事故が起こりやすいので、
よくよく注意していかないといけない。

それでも、新人と仕事をするのは毎年ながら楽しいものである。
各人、新鮮味を持って仕事をしてくれているし、またこちらで話すことにも興味を持って聞いてくれているので、話していても話し甲斐があるというもの。

この仕事もいつまでやっていられるかわからないが、若い人がどんどんと吸収して、上達、進歩していってくれるのをみていると、こちらも幸せを感じる。
教師冥利に尽きるというところだろうか。

こちらも、若い人にいつまでも魅力を感じてもらえるような存在でいられるように努力したい。

名古屋では桜満開である。
当科での春の訪れを祝福してくれているようである。