映画/パピヨン(2017)×(1973) | 心を湛(しずか)にゆるがせて

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既に半年経ってますが、これ以上忘れない中に昨年鑑賞作の感想を。

 

          2019/9/4観:小倉昭和館1

          『Papillon ─ 蝶 』

          2017年  アメリカ×セルビア×マルタ×モンテネグロ合作  133分

監督/マイケル・ノアー

脚本/アーロン・グジコウスキ

原作/アンリ・シャリエール「パピヨン」「パピヨンは死なない」

製作/ジョーイ・マクファーランド

音楽/デヴィッド・バックリー

撮影/ハーゲン・ボクダンスキー

編集/ジョン・アクセルラッド

【キャスト】

アンリ・シャリエール(パピヨン)/チャーリー・ハナム

ルイ・ドガ/ラミ・マレック

セリエ/ローランド・ムーラー

ブレトン/トミー・フラナガン

ニネット/イヴ・ヒューソン

ジュロ/マイケル・ソーチャ

トゥーサン/イアン・ビーティ

 

【あらすじ】1931年、パリ。胸に蝶の刺青を入れていることから「パピヨン」と呼ばれるシャリエールは金庫破りの天才だったが、ある日、身に覚えのない殺人の罪を着せられ、終身刑の判決を受けてしまう。送り込まれた先は周囲を海に囲まれ脱出不可能な場所として知られる孤島、フランス領ギアナのデビルズ島。そこでは過酷な強制労働が科せられ、横暴な看守たちによって囚人たちは人権を剥奪され、ゴミのように扱われていた。パピヨンは自由と希望を求めて脱獄を決意。だがその為には、ボートや食料を入手するための多額の資金が必要だった。パピヨンは偽造紙幣で逮捕された男ルイ・ドガに目をつけ、彼の身を守る事と引き換えに逃亡費用を稼ごうとするが・・・(MW.参照)。

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半年は過ぎていますが、名作の誉れ高いオリジナルでストーリーを憶えていますから大丈夫・・・かも知れない(爆!)。新しい方が暴力はリアルかな。監獄島に到着する前に、脇役その①が腹の中に隠した金(飲み込んでるってだけでもグエ~です!)を切り裂かれて奪われたのには固まりました。

 

キング・アーサー』のチャーリー・ハナムがパピヨン役と聞いて「え~?」(こらこら!)と思ったけれど悪くない。スティーブ・マックイーンのイメージにルックスを寄せていたように見えました。今やメジャーなラミ・マレクのドガは、若々しく見えました(老けメイクでも)。このドガというキャラクター、つい最近まで実在の人物だと思っていたら架空と知りました。何十年も「島に留まってどうしたんやろ~」という私の心配をどうしてくれる!(笑)

 

パピヨンさんは実在の人物で、実体験を発表し映画は大ヒットで ウハウハ 名誉は回復されたと思います。しかし、旧作の感想記事にも書いた通り ちょっと自分をカッコ良く描き過ぎてやし(以下自粛!)。

また、海を漂い浮かぶ中 哀愁を帯びたテーマ曲が流れる旧作のラスト・シーンと比べると、本作は年取ったパピヨンさんとインタビュアー?編集者?が語っているという あまりにも余韻に欠けるものでした。

 

 

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          『Papillon ─ 蝶 』    1973年  アメリカ×フランス合作  150分

          【旧作のキャスト・スタッフと感想記事はこちら】