GODZILLA 怪獣惑星(2017) | 心を湛(しずか)にゆるがせて

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2017(90)2017/11/22観  於・Tジョイリバーウォーク

GODZILLA 怪獣惑星(ゴジラ かいじゅうわくせい)

2017年  日本映画  88分
監督/静野孔文×瀬下寛之
演出/吉平“Tady”直弘
原案・脚本・構成/虚淵玄
シリーズ構成/村井さだゆき
CGキャラクター・デザイン/森山佑樹
キャラクターデザイン原案/コザキユースケ
副監督/森田宏幸
色彩設計/野地弘納
プロダクション・デザイン/田中直哉×Ferdinando Patulli
音響監督/本山哲
美術監督/渋谷幸弘
造形監督/片塰満則
【ヴォイス・キャスト】
ハルオ(地球人、大尉)/宮野真守
メトフィエス(エクシフ人、神官)/櫻井孝宏
ユウコ(地球人、曹長)/花澤香菜
リーランド(地球人、大佐)/小野大輔
マーティン(地球人、生物学者)/杉田智和
アダム(地球人、少尉)/梶裕貴
ガルグ(ビルサルド人、中佐)/諏訪部順一
ベルベ(ビルサルド人、少佐)/三宅健太
モーリ(地球人、アラトラム号船長)/堀内賢雄
エンダルフ(エクシフ人、枢機卿)/山路和弘
ドルド(ビルサルド人、族長)/中井和哉

巨大生物「怪獣」の出現と、その怪獣をも凌駕する究極の存在ゴジラ。半世紀に渡る怪獣との戦いの末、人類は敗走を重ね、2048年 中央政府管理下の人工知能による選別を受けた人間だけが、恒星間移民船「アラトラム号」で11.9光年の彼方にある「くじら座タウ星e」を目指して旅立った。しかし20年かけて辿り着いたタウ星eは、予想を遥かに上回る地球との環境条件差により、人類が生存可能と言えるものではなかった。移民船に乗る軍人ハルオは、4歳の時に目の前で両親をゴジラに殺され、20年間 地球に戻ってゴジラを倒すことだけを考え続けてきた。移民の可能性を閉ざされ、生存環境も劣悪となった船内では、ハルオを中心とした「地球帰還派」が主流となり、危険な長距離亜空間航行で地球を目指すことを決断する。だが、帰還した地球では既に2万年もの時間が経過。地上はゴジラを頂点とした生態系による未知の世界と化していた。果たして人類は地球を取り戻せるのか・・・(MW.参照)。

新しいようで伝統に乗っ取ったSFアニメ映画でした。空想科学系への造詣が全く深くないので比較も検討も出来ませんけれど、絶対に可愛い女子隊員が一名入るのは、ウルトラマンの時代からのお約束。地球外星人と同盟を結んで共に戦う展開も、見たことあるような気がします。会話が妙に哲学的なのは、もはや日本のアニメのお家芸です。

しかしながら、冒頭からスピーディーにゴジラを駆逐できず地球外に脱出し、移民船での反乱と地球にカムバックの流れをサッサと見せて、息つく間も無い展開で飽きません。それでいてここも伝統に乗っ取り、ゴジラの全貌を見せるのは大トリ。そのビジュアルたるやマッチョなコモド・ドラゴンなのが少々不満!気色悪いメタルっぽい翼竜が出る所もハリウッド風味でした。空飛ぶバイクは斬新(?)だけど、かなり危険過ぎて大丈夫なのか?ハラハラしつつ、主人公・ハルオの(声はダル)獅子奮迅の活躍で「やったあ!」と思ったら・・・(◎◇◎)。そりゃそうだ、88分で終わりませんよね(笑)。

実は「三部作」という情報だけキャッチしてたので少し迷ったものの、好奇心に勝てず観てしまった経緯がございました。アニメーションはシアター鑑賞がBESTだと固く信じておりますし。続きは2018年5月。来年の楽しみが一つ増えたと思いましょう(笑)。