《4月16日のメッセージ》
ブログをお読みして心配しています。
点滴や給餌をすることに葛藤があり、お辛いことでしょう。猫ちゃんのために何ができるか一緒に考えていきますので、何でもお聞きくださいね。
もちろん先生にご相談して何でも質問できることが何より大切です。私も気になっていることがあってメッセージさせていただきました。
以前のメッセージで「純炭粉末」や「ケイ素の恵み」「プラセンタ」など読者さんからお勧めされたとありましたね。返信で、あえてそれに触れなかったのは、腎臓病とは直接関係性のないサプリだからです。
与えて悪影響が出るという訳ではありませんが、お薬やサプリが無駄に増えてしまうと、猫ちゃんにも飼い主さんにも負担になります。特に純炭粉末などは、お勧めできません。私のブログでも書いていますが「コバルジン」なら心配はないのですが、必要なものまでを吸着してしまうからです。
純炭粉末よりも「ネフガード」または「コバルジン」をお使いになることです。どちらも炭系のサプリと薬剤で動物用ですので安心してお使いになれます。
ブログでは返信メッセージを掲載するのみでなく、詳しい情報も追加して載せていきますので、参考にしていただければと思います。
猫ちゃん、数値は少し上がってしまいましたが、許容範囲内だと思います。それよりも、気をつけていただきたいのは、猫ちゃんの様子です。
猫ちゃんが機嫌良く過ごしてくれているかどうか?
食欲はあるか?
おしっこはちゃんと出ているか?
輸液を入れてから吸収されているかどうか?
よく観察してみてくださいね。
尿検査はされていますか?
動物病院が混む季節ですが、採尿して持って行くだけで、猫ちゃんの負担にはなりません。もしまだでしたら尿検査は大切ですので、お願いします。
蛋白尿が出た場合は、またお薬が変わってくると思います。
お薬のこと、点滴について、私が気になることは沢山あるのですが、長くなりますので...
猫ちゃんが沢山食べてくれますように!
元気になりますように!お祈りしています。
尿検査は大切です
血液検査をするよりも
早い段階で腎臓病に気付くことができます。
犬や猫に異常が見られなくても
普段から定期的に尿検査をすること
これが早期発見に繋がります。
血液検査で異常が見つかった時点では
すでに腎機能の75%が
失われていると言われています。
残りの25%をフル稼動して
腎臓が頑張ってくれている状態なのです。
腎臓に負担をかけないで
いかに維持していくか
それが課題になります。
多すぎる輸液や薬剤によっては
腎臓や他の臓器に負担をかけてしまいます。
点滴の量や薬剤については
慎重に考えていく必要がありますね。
メッセージの返信をいただいて
尿検査は先生からもするようにと
言われているそうです。
上手く採尿ができず
お困りのようでしたので
システムトイレをお勧めしておきました。
採尿をするコツは他にもありますが
シートを裏返しにするとか
お玉で取るとかウロキャッチャーを使うとか
それでもダメならシステムトイレですね。
治療にかかる多大な費用を考えれば
システムトイレくらいは安いものです