リクライニング・クラシック
第68回 チェンバロの日-スタイリッシュな鍵盤のミューズ
白寿ホールに曽根麻矢子さんの演奏会に行ってきました。
(演目)
ダングルベール:「クラヴサン小品集 第2組曲 ト短調」より
プレリュード/アルマンド/アルミードのパッサカイユ/ガイヤルド
ロワイエ:アルマンド
ロワイエ:敏感(ロンド)
デュフリ:「クラヴサン曲集 第4巻」より "ラ・ポトゥワン"
ラモー:前奏曲/アルマンド/クーラント/サラバンド/凱旋
クープラン:「クラヴサン曲集 第18オルドル」より
アルマンド~ヴェルヌイユの女/ヴェルヌイユの娘/修道女モニク/ティクートクーショック、別名マイヨタ/びっこの壮漢
デュフリ:ラ・フェリックス
デュフリ:ラ・ドゥ・ブロンブル
白寿ホールは、いいホールですね。とてもよく響くのでびっくりしました。開演前に咳をしたんですが、まるで自分の耳元で響く感じで焦りました(笑)
チェンバロはピアノに比べて音が減衰しやすいので、演奏会では席はなるべく手前がオススメです。
今日は運良く2列目真ん中(B-13)に座れたので、発音と絡み合う響きがとてもよく聞こえました。
数曲ごとに曽根さんの曲解説があって、和やかな演奏会でした。
フランスのバロック音楽は、色彩が豊かで通奏低音が妖艶な感じです(笑)
曽根さんの演奏は、ストイックでクールな表現と、きらめくような、幻想的な表現の切り替えが瞬時に聴き手に伝わってきて、コントラストが効いているというか、とても気持ちいい演奏でした。
特にデュフリ"ラ•ポトゥワン"、ラ•フェリックス、バルバドル: ラ•ルジャックが印象的でした。
バルバドル、変化に富んでいて素敵です♪
秋からクープランとラモーのクラヴサン曲の全曲演奏会が4年に渡って行われるそうです。
これは行かねば!
…その次は、ヘンデルの全曲演奏会シリーズやってくれないかなぁ。バルバドルもやって欲しいなあ。
iPhoneからの投稿
第68回 チェンバロの日-スタイリッシュな鍵盤のミューズ
白寿ホールに曽根麻矢子さんの演奏会に行ってきました。
(演目)
ダングルベール:「クラヴサン小品集 第2組曲 ト短調」より
プレリュード/アルマンド/アルミードのパッサカイユ/ガイヤルド
ロワイエ:アルマンド
ロワイエ:敏感(ロンド)
デュフリ:「クラヴサン曲集 第4巻」より "ラ・ポトゥワン"
ラモー:前奏曲/アルマンド/クーラント/サラバンド/凱旋
クープラン:「クラヴサン曲集 第18オルドル」より
アルマンド~ヴェルヌイユの女/ヴェルヌイユの娘/修道女モニク/ティクートクーショック、別名マイヨタ/びっこの壮漢
デュフリ:ラ・フェリックス
デュフリ:ラ・ドゥ・ブロンブル
白寿ホールは、いいホールですね。とてもよく響くのでびっくりしました。開演前に咳をしたんですが、まるで自分の耳元で響く感じで焦りました(笑)
チェンバロはピアノに比べて音が減衰しやすいので、演奏会では席はなるべく手前がオススメです。
今日は運良く2列目真ん中(B-13)に座れたので、発音と絡み合う響きがとてもよく聞こえました。
数曲ごとに曽根さんの曲解説があって、和やかな演奏会でした。
フランスのバロック音楽は、色彩が豊かで通奏低音が妖艶な感じです(笑)
曽根さんの演奏は、ストイックでクールな表現と、きらめくような、幻想的な表現の切り替えが瞬時に聴き手に伝わってきて、コントラストが効いているというか、とても気持ちいい演奏でした。
特にデュフリ"ラ•ポトゥワン"、ラ•フェリックス、バルバドル: ラ•ルジャックが印象的でした。
バルバドル、変化に富んでいて素敵です♪
秋からクープランとラモーのクラヴサン曲の全曲演奏会が4年に渡って行われるそうです。
これは行かねば!
…その次は、ヘンデルの全曲演奏会シリーズやってくれないかなぁ。バルバドルもやって欲しいなあ。
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東京文化会館 大ホールでフィリップ・アントルモンのピアノリサイタルを聴きに行ってきました。
(プログラム)
第1部【アントルモンが選んだ珠玉の名曲集】
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番 ヘ短調「熱情」op.57
ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」より第3曲「月の光」
ドビュッシー:「ピアノのために」より第3曲「トッカータ」
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル:「鏡」より第4曲「道化師の朝の歌」
第2部【ショパン生誕200年によせて】
ショパン:バラード第1番 ト短調 op.23
:幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66
:華麗なる大円舞曲 変ホ長調 op.18(ワルツ第1番)
:ノクターン第8番 変ニ長調 op27-2
:スケルツォ第2番 変ロ短調 op.31
アンコール
ショパン:ワルツ第3番
ショパン:エチュード「革命」
フィリップ・アントルモンは1934年生まれ。フランスのランス出身のピアニストです。
2005年、NHK「スーパーピアノレッスン」の講師をされたので、ご存じの方も多いかも知れません。
演奏はテクニックの衰えはあるものの、フランス的なアプローチが圧巻でした。
第一部、ベートーヴェンはペダルを長めに踏み込み、フレーズ頭に少し食い気味に鋭いアタックをかけてコントラストをつけていました。
まるでチェンバロを演奏しているような、華やかさと陰影が同居しているような演奏でした。
直近に聴いたベートーヴェンのピアノ・ソナタが彫刻のようにくっきりとしたブッフビンダーの演奏だったので、正直、面食らったのですが、次のフランス物、特にラヴェルへのアプローチはしびれました。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」も美しかったですが、「道化師の朝の歌」はさすがの演奏でした。
ラヴェルのオブラートに包んだどす黒さを見事に描き出しているなと感じました。
第二部、ショパンはペダルは抑えめ、というか普通の量。幻想即興曲で指の動きに余裕が感じられました。
満足げに弾き始めた華麗なる大円舞曲は、「ノッている」という感じ。
アンコールのエチュード「革命」も力強い、リズミックな演奏で盛り上がりました。
演奏は満足だったのですけど…。
今夜はお客のマナーがよくなくて、そういう意味では残念でした。
年配女性率が異常に高かったせいか、至るところで暴走。
演奏が始まる度に「あー、これ知ってる。いい曲なのよねぇ♪」「ほんとよねぇ♪」(中略)「そういえば、家のヨメが・・・」(後略)
頼むから、しゃべるのは演奏会終了後にしてくれぃ(泣)
学校の授業もそうですが、一部が話し出すと伝染していくんです。
楽しんでるのは伝わってくるけど、伝えないでくれぃ(泣)
携帯や鍵束につけた鈴の音、腕時計をパチパチとはめ直す音、メガネや腕のチェーンのこすれる音がアンコールに至る全プログラムのどこかしらで入れ替わり立ち替わり鳴っていたのも悲しかった。
第一部のうるささはほんとにひどくて、職員かアントルモンかはわかりませんが、たまりかねたのでしょう。
休憩時間に「鈴を鳴らさないようお願いいたします」と臨時放送が流れました。
終演後、「サインどうしようかな?」と思ってCDコーナーを覗いたのですが、おばちゃん達が群がってバーゲン会場のようになっているのを見たら、心が折れました。
いつもは、そんなこと思わないんだけどなぁ。
楽しみ方は人それぞれなんでしょうが、マナーが悪いと感じる人数がちょっと多すぎました。
せっかくの演奏会でネガティブなことはあまり書きたくなかったのですが、25年くらい演奏会に通って、こんな気持ちになったのは初めてだったので書いてしまいました。
27日夜は、曽根麻矢子さんのチェンバロ。
いくら盛り上がっても、話し声が聞こえない演奏会だといいな…。
(プログラム)
第1部【アントルモンが選んだ珠玉の名曲集】
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番 ヘ短調「熱情」op.57
ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」より第3曲「月の光」
ドビュッシー:「ピアノのために」より第3曲「トッカータ」
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル:「鏡」より第4曲「道化師の朝の歌」
第2部【ショパン生誕200年によせて】
ショパン:バラード第1番 ト短調 op.23
:幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66
:華麗なる大円舞曲 変ホ長調 op.18(ワルツ第1番)
:ノクターン第8番 変ニ長調 op27-2
:スケルツォ第2番 変ロ短調 op.31
アンコール
ショパン:ワルツ第3番
ショパン:エチュード「革命」
フィリップ・アントルモンは1934年生まれ。フランスのランス出身のピアニストです。
2005年、NHK「スーパーピアノレッスン」の講師をされたので、ご存じの方も多いかも知れません。
演奏はテクニックの衰えはあるものの、フランス的なアプローチが圧巻でした。
第一部、ベートーヴェンはペダルを長めに踏み込み、フレーズ頭に少し食い気味に鋭いアタックをかけてコントラストをつけていました。
まるでチェンバロを演奏しているような、華やかさと陰影が同居しているような演奏でした。
直近に聴いたベートーヴェンのピアノ・ソナタが彫刻のようにくっきりとしたブッフビンダーの演奏だったので、正直、面食らったのですが、次のフランス物、特にラヴェルへのアプローチはしびれました。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」も美しかったですが、「道化師の朝の歌」はさすがの演奏でした。
ラヴェルのオブラートに包んだどす黒さを見事に描き出しているなと感じました。
第二部、ショパンはペダルは抑えめ、というか普通の量。幻想即興曲で指の動きに余裕が感じられました。
満足げに弾き始めた華麗なる大円舞曲は、「ノッている」という感じ。
アンコールのエチュード「革命」も力強い、リズミックな演奏で盛り上がりました。
演奏は満足だったのですけど…。
今夜はお客のマナーがよくなくて、そういう意味では残念でした。
年配女性率が異常に高かったせいか、至るところで暴走。
演奏が始まる度に「あー、これ知ってる。いい曲なのよねぇ♪」「ほんとよねぇ♪」(中略)「そういえば、家のヨメが・・・」(後略)
頼むから、しゃべるのは演奏会終了後にしてくれぃ(泣)
学校の授業もそうですが、一部が話し出すと伝染していくんです。
楽しんでるのは伝わってくるけど、伝えないでくれぃ(泣)
携帯や鍵束につけた鈴の音、腕時計をパチパチとはめ直す音、メガネや腕のチェーンのこすれる音がアンコールに至る全プログラムのどこかしらで入れ替わり立ち替わり鳴っていたのも悲しかった。
第一部のうるささはほんとにひどくて、職員かアントルモンかはわかりませんが、たまりかねたのでしょう。
休憩時間に「鈴を鳴らさないようお願いいたします」と臨時放送が流れました。
終演後、「サインどうしようかな?」と思ってCDコーナーを覗いたのですが、おばちゃん達が群がってバーゲン会場のようになっているのを見たら、心が折れました。
いつもは、そんなこと思わないんだけどなぁ。
楽しみ方は人それぞれなんでしょうが、マナーが悪いと感じる人数がちょっと多すぎました。
せっかくの演奏会でネガティブなことはあまり書きたくなかったのですが、25年くらい演奏会に通って、こんな気持ちになったのは初めてだったので書いてしまいました。
27日夜は、曽根麻矢子さんのチェンバロ。
いくら盛り上がっても、話し声が聞こえない演奏会だといいな…。





