各地で成人された皆様、おめでとうございます。
成人したということは今まで以上に責任が大きくなったということなので、あまり浮かれてもいられませんが・・・
今の見通しの暗い日本を明るくしていくのは成人された皆さんの強い意志だと信じております。
さて、僕も昨日と今日は家族とゆっくり過ごしました・・・といっても今日の夕方からは仕事してますが![]()
というのも、新たに営業マンを雇うことにしたので今月は非常に忙しくなりそうな雰囲気です。
また先週のブログに書いたように新たな商談がまとまり、うまくいけばさらに雇用を創出できそうです。
小さな会社ですが、少しでも今の雇用問題解決に役立てればと思います。
現状の解決を政府や派遣法の改正に求める意見もありますが、個人的には、あまり期待できないと思います。
まず政府は何をするにも時間がかかりすぎるということ。これには、法改正についても同じことが言えます。必要なのは今すぐ何かをやることです。
また「派遣法」に関しては、個人的に変える必要はないと思います。
なぜなら企業が「派遣」を導入するのは、まさに今回のような不況が起きたとき母体を存続させるための準備なのですから、やはり派遣契約で働く人はそこを理解したうえで契約すべきであり、今回のような事態の収拾をつけるのであれば、「法改正」どころか「派遣」という雇用形態自体を無くさなければならないでしょう。
何かと悪く言われる「派遣」ですが、「派遣」は時間や責任の点で制約がないというメリットがあります。「正社員」として働けば会社は社員により多くのことを求めますから、自分の夢を追いかけるために、「派遣」という形態で働くことを希望する人も多いはずです。もし、「派遣会社」がなければどうやってそのような自分のニーズと合致するような仕事を見つければよいでしょうか?僕も、自営業として起業したばかりのときは本当に資金繰りで厳しく「派遣」で働きながら自分の夢を実現していきました。また「派遣」となると、到底、正社員では働けないような大企業でも働けるというメリットもあります。この時に創ることのできたコネクションは今でも僕の仕事でおおいに助けとなっています。ですから、この「派遣」という雇用形態を上手に利用することができれば、特に責めることはないのですが・・・僕は逆に感謝しています。派遣会社が利益を生む方法を「ピンはね」とよんで悪く言う人もいますが、そのような方は資本主義社会では生きていけないでしょうね。共産主義は全て失敗に終わっているという事実から学ぶ必要があるでしょう。
ちなみに弊社は外国人を多く雇用していることから、よく「派遣業」と混同されますが、弊社は造船の協力会社であり外国人社員はパートの事務をのぞいて全て正社員です。派遣業者だから派遣を擁護していると思われたくないので書きましたが・・・そもそも「正社員」も「派遣社員」も同じです。弊社も仕事がなくなれば僕も含め全員解雇・倒産です。今回の厳しい雇用状況は「派遣社員」だけでなく「正社員」にも同じく脅威なんですよね。
しかし、在日外国人の多くは派遣社員として働いていたために、今働く場所がなくて路頭に迷っている人は多いですね。メディアがそうした外国人にスポットをあまり当てないのはなぜでしょうか?逆に日本人にはまだ仕事はあります。求人と求職のバランスがアンバランスなんですよね。僕も外国人求職者のためにいろいろと行政と連絡を取り合って探しているのですが、日本人に対しては介護・接客・警備などの業種に関しては求人倍率3倍から5倍ぐらいであるんです。この数字が示していることは「日本人は仕事を選ばなければまだまだ働ける」ということです。もちろん体調や年齢で仕事を見つけるのが大変な方もたくさんおられるでしょう。それらの方にはしかるべき対策が必要だと思いますが、「仕事がない」というのは嘘です。まずはプライドを捨て何でもいいから働いて、基盤を作ったうえで人生設計を立て直すべきです。報道を見ていると残念に思うのは、「この時給では生活できない」とか「前に派遣でもらっていた給料では生活費を除くとギャンブルに使えるお金が少し残るぐらい・・・」といったコメントが普通にでてくることです。甘えているとしか思えません。働かなくては、そのわずかなお金も入らないのです。少ない給料ならば残った少ないお金をギャンブルに使ってはいけないのです。雇用問題の解決には働く人々の意識改革も必要だと痛切に感じます。
在日外国人に関しての雇用状況に話を戻すと、ここ香川県の対応は素晴らしいです。静岡県や愛知県で起きている外国人一斉解雇の状況を受けて、香川県で仕事を失い住まいを失った方には県が住居を準備してくださっています。ただ幸いにも、まだここでそのような困窮状態におちいった外国人はおられないようですが。
外国人労働者の数が少ないから可能な対応策でしょうね。県単位でなく国単位で同じことができればベストなのですが、なかなか難しいのが現状です。
また香川県の造船業界においては外国人を雇用している会社が協力し合って更なる外国人を雇用できる状況を探しています。これは素晴らしい取り組みだと思います。もちろん、会社間で紹介料などというものはありません。各会社ができることをやっていっているのです。掲示板やブログ、マスコミなどでは「企業=悪」みたいな図式で語る人も多いようですが、ほとんどの会社は真剣にこの状況改善に取り組んでいることを知っていただけたら嬉しく思います。問題なのは他人のせいばかりにして自分では何もしない「言いっぱなし」の人でしょう。
今回の状況打破に関して政府に期待しないと書いておきながらなんですが、個人的に、もし政府にお願いできるとすれば、「人件費を経費に含めれるようにしてはどうか」ということと「減価償却制度の見直し」です。現在は人件費は経費として認められないため会社は人件費に対しても消費税を払わなくてはなりません。しかし、人件費が経費として認められるならば会社はより多くの人を雇うことが可能になります。消費税は「売上-経費」の5%ですからかなり大きな金額になります。ただでさえ、企業は利益の半分を税で収めなければならないのですから、この消費税分を雇用にもまわせるようにできれば・・・と思うのです。さらに「減価償却」に関しては、店などの出展費用の全額を今は経費として認めず、10年分割で・・・というような仕組みですが、実際には払ってしまったお金で既に手元にはないお金に税金が掛かるのは中小企業には痛い話です。これに関しても、制度が緩和されれば雇用にまわせると思うのですが・・・
税知識素人の愚痴なのですが・・・税制が変わってくれればいいですね![]()
めずらしく非常に長文になってしまいました。ここまで読んでくださった方に感謝いたします。
成人になった皆さんには暗い話で申し訳なく思いますが、結局、道を切り開くのは自分の努力です。
日本の社会は頑張っている人には優しい社会です。見ている人は見ていて必要な時に手を差し伸べてくれます。
少なくとも僕はいつも助けられてなんとかやってこれています。
今の不況を笑いながら振り返れるように頑張りましょう!!
P.S.外国人でも働ける場所をご存知の方・派遣会社の方、もし情報がありましたらプチメなどでご連絡いただけると助かります。よろしくお願いいたします。