最薄に挑戦した長財布 Piuma | 革工房AQULIAの製作日記

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12月7日 9:00よりmakuakeにて薄さ1.5

cmの長財布Piumaの先行予約は開始いたします。




  1. 薄さと収納力の両立、スタイルを崩さない薄くて小さな長財布
  2. 薄さをキープしながら強度を維持、折りと縫いで作り上げるスマホ級の薄さ
  3. 育ちを楽しめるスクラッチ加工のイタリアンレザー!使えば使うほどツヤが出る!

限界の薄さとサイズに挑戦した長財布「Piuma」(ピウマ)は革を薄くすると強度が下がりヨレやすくなってしまうという革の欠点を打ち破る為「折り」と「縫い」を組み合わせて、小さく薄くても使いやすい長財布を実現しました。

Piumaは限界の薄さに挑戦

未収納時の最薄部分は6mm、オススメ量収納で15mm

多くの財布にはマチと呼ばれるパーツが使われますがPiumaはマチと札入れの仕切りを合わせた構造にすることで、余分な重なりをおさえる構造になっています。

各パーツは限界ギリギリまで薄くしていますが、縁の部分を折り返して縫い合わせることで強度を維持しながら薄くできるように作られています。

Piumaのサイズ

Piumaは8.3cm×16.3cmと一般的な財布(10cm×20cm)に比べると一回り以上小さくなっています。

使いやすさ

小銭入れ

両サイドにマチをつけることで大きく開くことができ、使用する際には、自然に中央部分が凹むことでコインが見やすくなっています。さらに上部に付いているコイン落下防止の折り返しを展開することで、簡易的なトレーになり小銭が多い時など使いやすくなっています。

カード入れ

カード入れは一番手前に3カ所、札入れ部分に1カ所配置され、最大11枚収納が可能です。スリットはなだらかにラウンドしており、簡単にカードを入れることができる設計となっております。

お札入れ

お札は完全に隠れるのではなく、上部が少し見えるように設計されており、そうすることで見やすく出し入れをしやすいようになっています。

鍵入れ

追加で小銭入れ内側に最大2カ所鍵入れをつけることが可能です。小銭入れの落下防止の返しが鍵の落下防止にもなっています。(ご購入時の質問で選択可能)

デザイン

Piumaはどんなシーンでも使えるシンプルなデザインに加え、表と裏で印象が異なります、表はスタンダードな革財布、裏は繋ぎ目のない布製の財布のようなデザインになっており、擦れやすい裏側に縫い目がない事で、ほつれにくくなっています。

薄さへのこだわり

Piumaはどこまで薄くできるかを追求した長財布です。そしてただ薄くではなく、耐久性使いやすさにもこだわりを持った長財布になっています。財布を薄く小さく作ろうとするとパーツを減らして作りがちですが、そうしてしまうと可動域が狭くなってしまい、使いにくい財布が出来上がってしまいます。Piumaはできる限り、パーツ同士がつながった状態になるように設計したことで限界ギリギリまで薄くすることできました。

収納してもこの厚み

下記の画像のオススメ収納量時(お札15枚 コイン20枚 カード7枚時)の厚みはわずか15mm(金具部分は除く)、スーツの内ポケットに収納してもスーツスタイルを崩すことがありません。

最大収納数

お札25枚 コイン30枚 カード10枚(コインの種類等で収納量は変わります。)

耐久性の問題

パーツ1枚1枚を薄くすれば、単純に極薄の財布を作ることができます。しかしいくら本革でも薄くし過ぎると耐久性がなくなり、ヘロヘロの財布となってしまい3ヶ月も経てば使い物にならなくなってしまいます。Piumaはただパーツを薄くするのではなく強度が必要な部分を折り曲げ重ねることで芯を作り、長く使えるように設計されています。

サイズにもこだわり

Piumaはただ薄いだけではなく、縦横のサイズも限界ギリギリに挑戦しました。財布の中に入れるもので、最も大きなものは1万円札で、そのサイズを基準に設計することで、縦80ミリ横163ミリの一万円札を乗せるとほとんど見えないサイズに仕上げることができました。

その軽さにも注目

Piumaはイタリア語で羽という意味になります、その名の通り、羽のように軽い財布を目指してその名前をつけました。実収納時の重さは約63グラム、iPhone 15proの約1/3の重さとなっています。

こだわりのポイント

現在ネットでは薄く小さい財布が多く出回っています。もちろん色々な工夫で使いやすく長持ちな財布もありますが、「ただ薄く」「ただ小さい」そんな財布も多いのが現状です。せっかくの革製作である以上「長く育てながら使いたい」そんな願いを叶えるため今回のPiumaを開発しました。