『本物志向が経済を上向きにする・・』

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今日も暑い日になりそうなここ京都はゴールド本店からブログをアップしております。今年は例年の気温より1.7度以上高くなって記録的な暑さになった夏、世界でも同じような現象で海水温上昇もあり日本付近には台風が発生しやすいとの話も聞きます。昨年同様と聞きますが、今年の暑さは尋常ではないと皆さんも感じられていると思います。

さてゴールドが誇るクロコダイル作品の美しさを求めにゴールド本店へのご来店は続いています。クロコダイルが美しいことは作品を見れば誰もが気付くことです。美しいクロコダイル革をセンター取りし、贅沢に裁断し一切継ぎ接ぎの無い、特にヒマラヤ柄が美しく表現出来るゴールドのクロコダイルこそが本当のクロコダイル作品と呼べるものです。本来のクロコダイルの価値をしっかり見極めながら本物志向を貫く市場と昨日のブログのように安さだけを求める市場とでは経済の発展、そして国全体の貧しさへの下降線、これら経済との深い関係があることを僕は海外生活や海外企業との取引を長く続ける経験をしながら深く考えるようになりました。

失われた30年と言われる日本、30年前を思い出せば団塊世代の方々が汗水流し働き日本経済を急激に押し上げてきたはずが、知らず知らずの間に物の安さが善との国民性になり現在に至っている。じゃ、ドルやユーロ、その他の通貨を見ても円だけが価値が下がっているのは本来の物の価値と価格の整合性が取れていないことで、知らず知らずの間に経済が衰退してきているでしょう。

テレビ通販やネット通販の最前線でハンドバッグを販売してきた同志と数年振りに話した。あえて名前やブランド名は言わないが「都内できちっとしたハンドバッグを持っている人を見なくなった・・」財布もバッグもここ数年で売り上げが激減。日本ブランドは基本内需（国内だけ）で販売するので１ブランドで30億を超えるブランドはほとんどない。店頭、通販（ネット、テレビ、カタログ含む）、見えない催事販売、色々な販路がある中、催事販売に始まり、店頭、通販とジワジワと売り上げに響く時代となった理由はやはり日本が抱える物の価値の価格から生まれていると考えるのでしょう。

ゴールドはあえてラグジュアリーブランドと同じ素材を使うことで一定の高級素材価値を保ち続けています。もちろん、通販ならではの価格で販売するために出来る限り経費、コストが掛からないシステムで販売出来るよう作品作りから販売に至るまで考えながら展開していますが、商品そのものの価値を落さずに展開するブランディングがあったから20年以上もの期間、テレビ通販と言う売り場でリピーターの方々に支えながら販売してこれたと思います。

トレンドがきっちりしたバッグからカジュアルやスポーティ、ミニバッグへと変わっていったのは、アパレルのファッションの変化が大きな原因です。既にパリ、ミラノ等のコレクションはコンサバ傾向に向き始めいるので時間を掛けながらも、きっちりしたバッグがトレンドになる時代が訪れます。いつの時代もラグジュアリーブランドらがファッションを牽引し他のデイリーブランドや無名ブランドが影響を受けながらその後を追うのがファッション業界の縮図です。アクセサリーカテゴリーの中にハンドバッグがあり、コーディネイトのアクセントとなる要素もあり、ハンドバッグは女性はもちろん男性にも大切なアイテムとなります。そんな役目もあるハンドバッグだからこそ、素材にこだわって欲しいとどれだけ世界情勢が作品作りに影響しようとも僕は素材へのこだわりを辞めず、ラグジュアリーの観点で物作りをし続けているだけなのです。こんな当たり前のことを続けるのが一番難しいことも知っておいて下さいね・・

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QVCクロコダイル商品販売禁止に関して：全世界のQRG グループのブランド各社（QVC, HSN, Zulily, Ballard Designs, Frontgate, Garnet Hill, and Grandin Road）が掲げる Global 経営環境を鑑み、環境への責任、サステイナブルな社会の実現に向けた取組の一環として、本ステートメントを定められています。「本ステートメントにて、“絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する　条約”（所謂ワシントン条約）の規制対象種（例：ワニ目、メキシコパイソン科等）が含まました。従ってQVCでクロコダイル作品の販売を今後廃止しますことになりましたこと、ご報告させていただきます。詳細は下のバナーをクリック下さい。