『素材を見極めることが重要・・』

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今日は少し曇り空のここ京都はゴールド本店からブログをアップしております。

さて４月QVCでご紹介したヘラクレス作品が皆様のお手元に届いていてお喜びに感謝のコメントをいただいております。ヘラクレス作品は多くの方を魅了している高級シュリンクレザー素材作品です。シュリンクレザーと言えど、素材の原産国に加え、原皮そのもの価値、吟面が有る無い、原皮が持つ美しさ、厚み、生産国などによって価値が大きく変わります。

最高品質のシュリンクレザーを採用しているフランスブランドでは中型サイズバッグでも100万円越えは当たり前、イタリアブランドでも50万円越えは当たり前の時代となった今、逆に巷には1万円前後で手に入れられるシュリンクバッグもある。これは説明しているように素材の価値、価格が大きく違うことに加え、ブランド価値や縫製国などの理由です。ラグジュアリーブランドらがレザーメーカー等をM&Aし素材のことを知れば知る程、希少価値が高いことに気付き、より価格を上げていると僕は考えます。

ゴールドではテレビの前からラグジュアリーブランドで30万円以上するバッグ用の素材と言っていますが、その話は僕がQVCでヘラクレスを始めて提案した7年程前の価格の話、本当なら今では50万円以上すると言い換えなければならないのですが、視聴者の多くの方は、ブランドバッグに興味ない方ばかり、嘘っぽく聞こえてしまうので現在のラグジュアリーブランドのシュリンクレザーの価格を伝えることは控えています。

ヘラクレスの原皮自体、世界大手のグルッポマストロット社ですら原皮入手に時間が掛かる、とても希少価値が高い素材なのです。いくらテレビ通販と言えどあの価格で販売続けるのは業界的にも良くないなって、最近は特に価格をもっと高くして販売するべき素材だとつくづく感じています。20年以上もの期間、ラグジュアリー素材をいかにお客様の理想的な価格でご提案するかの挑戦をテレビの前から行ってきましたが、この時代、この考えも間違っているのではと考えるようになりました。当たり前ように溢れ出し何でも手に入る時代から希少性を重んじる時代に入ったからこそ価格変換と売り場の選択が必要不可欠だと考えるのが正しいでしょうか。

通販全般、テレビにしてもネットにしてもカタログにしてもほとんどが僕が言う一般シュリンクかそれ以下しかない。中にはエルメスや色々なブランドが発注しているレザーメーカーと同じと説明しているところもあるのだが、レザーの内容が全く違う。ゴールドは同じメーカーの同じ素材を使うのだが、他社は同じメーカーの中のクラスの安い物を選んでいる。そこも大きな違いがある。店頭も同じで本当の意味でのラグジュアリーブランド以外のデイリーブランドや一般ブランドも一般かそれ以下のレザーだ。

単に売り場への商品流通コストとPR手法での価格差があるだけ。バッグはまずは素材価値で価格差が生まれる。それは素材＋縫製代、それに加えてデザイナー起用代、パーツ代等で大まかな商品コストとなる。それに加え、販売促進費（PRや販売に掛かる経費全般）と利益で商品自体の販売価格となる。それを知ればいかに素材が重要かが分かるはずです。きっと職人や工房、工場の立場であれば細かな縫目などが気になるがそこは余りコストに反映しても大きな価格差にはならないのが現実だ。だから、素材価値が重要なのです。

大人の女性であれば素材だけにはこだわって欲しい。年齢を重ねれば重ねる程、価値ある素材のものを身の回りに於いて欲しい。そのモノたちに希少性があるか無いか、価値が有るか無いかを見分け選ぶことが出来るのは大人の特権と言えるでしょう。今日アップしているイタリアはローマの写真と同じ、歴史ある建物や風景からにじみ出る誰もが憧れ感動するそんな景色を見せてくれるものを手にして欲しいと思います。

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QVCクロコダイル商品販売禁止に関して：全世界のQRG グループのブランド各社（QVC, HSN, Zulily, Ballard Designs, Frontgate, Garnet Hill, and Grandin Road）が掲げる Global 経営環境を鑑み、環境への責任、サステイナブルな社会の実現に向けた取組の一環として、本ステートメントを定められています。「本ステートメントにて、“絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する　条約”（所謂ワシントン条約）の規制対象種（例：ワニ目、メキシコパイソン科等）が含まました。従ってQVCでクロコダイル作品の販売を今後廃止しますことになりましたこと、ご報告させていただきます。詳細は下のバナーをクリック下さい。