イタリアでの中国系下請け問題・・ | カリスマ大野貴博ディレクターブログ

イタリアでの中国系下請け問題・・

 

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今日の最高気温は35度と猛暑日予報のここ京都はゴールド本店からブログをアップしております。まさしく夏の日差しとなっているのですが、今年の夏はどうなるか、光熱費の高騰となってはいますが、昨日まで我慢しながらオンオフにしていたエアコンも朝から付けることとしました。

 

さて昨日のブログの内容にもあるように人権問題など大きく取り正せる時代となりました。バッグ作りに於いてコストを抑えるのには①素材 ➁生産効率 ③人件費 大きくこの3つを検討するしかない。①素材はバッグ本体の素材や内装生地、見えない芯材、金具の素材やメッキの素材など・・ ➁生産効率と言うのは1点当たりに掛かる時間、簡単に言えばいかに効率よく手間暇かけずに生産するなど・・ ③人件費は人件費の安い国や労働力を使うことです。 

 

フランスやイタリアでラグジュアリーブランドが製品製造を行う際、少しでもコストを抑え利益率を上げるためにラグジュアリーブランドだから①②だけは目に見える部分、これだけは安価な物を使えない。だから③の人件費を抑える方法としてイタリアで中国人移民の下請け工場の手を借りている。イタリア人の人件費よりも中国人移民にお願いする方が縫製費は安くなる上に生産効率は高い。そして中国人移民も中国よりも高い賃金が手に入ると言うことでイタリアに渡って下請けとしている。

 

日本でも日本製といいつつほとんどが移民の手を借りるのところも多い。日本製と言われれば誰しも日本人が作っていると想像するが実はそうではない。論理的にがイタリアで作っていればイタリア製、日本で作っていれば日本製となるが、考え方次第では少し闇のような部分なのかもしれません。どこどこ製と言うワードは今の時代余り響かない。人種への偏見も無くなりつつある今、時代と共に生産国によって品質が大きく異なることも少なく無くなった、何よりも生産国で価格も大きく変わるので気にしていないのかもしれません

 

確かに現在、イタリアの熟練職人、マエストロと呼ばれる人々が物作りを行っているとは想像つかない。世界的に職人不足となった理由も実は奥深い話となるのでそこは割愛させていただきますが、戦後の時代と今の令和の時代、日本人でも大きく違っているのですから世界でもそうでしょう。YOUTUBE等で色々なアイテムの工房等が動画をアップするのが流行っている。日本の工房らしい色々なコメントが配信されているが、配信元が世界や日本で一番のメーカー、工房?バッグだとエルメスと並ぶのかと言うと不明、結局、見た人の感じ方となるので良くも悪くも見る人次第で受け取り方は変わる。ラグジュアリーブランドへの憧れと同じ意味合いにもなるのが今のSNS時代と言うことでしょうか・・

 

縫製の仕方や取り回しには一定のリテラシーの元、良い悪いがあるが実は正解はない。それは大きな意味で見聞となる。数多くのラグジュアリーブランドの工房に入り見て勉強、そして途上国の劣悪な環境下を見て感じ、自社の工房と比較すること、幅広い環境下を見た上に経験しないと分からないことの方が実は多い。どこも色々な意味でとても素晴らしい、また、逆に見方によれば最悪な部分もあるにはある。実際、その場を見て経験しないと知りえないことの方が多いんです。全てを知っているかどうか世の中の現実を本当に知っているかどうかと僕は考えます。

 

ハンドバッグの場合、レザーやパーツ以外に見えない部分の芯材には星の数程種類や素材がある。日本のメーカーや工房はほぼ同じ芯材を使ってほぼ同じ縫製をしている。ブランドから発注を受けている海外の工場の芯材選びを知れば格の違いを感じる。だから、ブランドのバッグは何とも言えない雰囲気が出る。日本の百貨店メーカーの工房に見せても、目から鱗と驚くばかりの芯材選びに凝りようです。クロコダイルレザー製品、素材も立場立場で仕入れするグレードも違う上に仕入れ方も違う。前の①②③を艦見し色々なチョイスと仕入れ方がある、だからブランド毎にクラスがあることを知ることが大切です。

 

今回問題になったLVMHと言う世界最大の誰もが知る巨大企業グループが中国人移民の労働者を不当に扱っている下請け工場への発注が発端となった。不当と言うのが24時間体制を確保するため工場で寝泊まりさせる、生産速度を上げるために機械の安全装置を外すと、単に下請け側のせいなのかとなると、やはり力関係から発注する側への問題と考えられるからでしょう。大きなグループ企業となったことで元々の売上高から相乗効果と潤沢な資金等で売り上げ拡大を目指すこととなる。例えば1ブランドが100本生産すればよかったものが300本生産しないと潤沢な資金を投入する意味がなくなる。そして、グループにいくつものブランドがあるとすれば全体で十倍以上になると考えられる。トスカーナ地方となるとレザー製品、ラグジュアリーブランドビジネスも売上高を追求し過ぎた結果?このような問題が浮き彫りに出てきているのでしょうね・・

 

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QVCクロコダイル商品販売禁止に関して:全世界のQRG グループのブランド各社(QVC, HSN, Zulily, Ballard Designs, Frontgate, Garnet Hill, and Grandin Road)が掲げる Global 経営環境を鑑み、環境への責任、サステイナブルな社会の実現に向けた取組の一環として、本ステートメントを定められています。「本ステートメントにて、“絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する 条約”(所謂ワシントン条約)の規制対象種(例:ワニ目、メキシコパイソン科等)が含まました。従ってQVCでクロコダイル作品の販売を今後廃止しますことになりましたこと、ご報告させていただきます。詳細は下のバナーをクリック下さい。

 

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