分析すれば勘違いしていることに直ぐに気が付くはず・・ | カリスマ大野貴博ディレクターブログ

分析すれば勘違いしていることに直ぐに気が付くはず・・

 

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昨日なんて真夏、今日も暑い日になりそうなここ京都はゴールド本店です。

さて昨日、テレビ通販でクロコダイル製品何て価格を安くしたり、ブランドを増やしたところでクロコダイル製品を買いたいと考える人何て、そうそう増えることは無い。それはプラットホーム側も知っていることなのです。何が言いたかったかと言うと、一般的に受け入れられる素材かどうか、そして何と言っても多くの視聴者からの指示が高いのか?それらを踏まえ、クロコダイル製品を購入したい、出来る方は、一般的なレザー製品程ではない、ニッチな商品でニッチな市場だということです。

 

実は僕はカリスマゲスト出演していた民放、SHOPチャンネル時代からQVC出演、QVCが販売禁止素材にした2022年までの期間、クロコダイルでハンドバッグ100万円~20万円、財布で3~5万円前後のプライスゾーンで販売提案していました。実際、放映時間や曜日、その日がテレビ局が定めた特別な日なのか等、様々だが1分当たりの売上(売り場で言う坪単価)と販売数等を分析してもせいぜい500~1,500名位でしょうか。そして、僕の提案する高級牛革バッグが4~5万円前後で6,000~10,000点程なので10倍近い購入者の方がいらっしゃいます。(注意:これは僕がブランディングしているブランドであり、他社はどうかわかりません。全て同じではないと言うことをご理解いただいてお読みください。)

 

素材の好き嫌い、デザインの好き嫌い、カラーや仕様の好き嫌い、ブランドの好き嫌いなど色々な要因を考えると、余程愛されているブランドでないと値段が安くても視聴者全員に行き渡ることは無いと分析しています。25年もの期間、テレビ通販ビジネスを行っていている中で単に販売実績ではなく、顧客様との関わりやテレビ局がセッティングしてくれたパーティなどでファンの方との交流等で得た生の声、来店いただいたお客様からマーケティングすればある程度のことは理解出来るはずです。安価販売をしているところのほとんどが百貨店や専門店での直営、ポップアップ経験も無い上に、販売経験や顧客との接点も無いところ。後にも先にも顧客心理を知らず、顧客層を知らないことにも気付いていない。

 

ただ、忘れてはならないのが、商品価値が有るか無いか、ほとんどの人は買ったことに対し買って良かった、得をしたなどメリットを感じることを求められるので、安いだけの物は一通り興味あるお客様に行き渡れば、それ以降のリピートに繋がらず結果そのビジネスは長くは続かない。これはテレビやネットなど通販などを含む無店舗販売だけではなく、店頭販売でも同じです。2極化が進む今、ラグジュアリー路線と低単価路線に顧客の視線は向いています。いくら頑張ってもどこかの販売店などに商品を供給する販売方法には限界がある。無理して買いやすい値段にしたところで、小売店を間にいれることで、商品価値は劣ってしまう。


現在の低単価と言うのは自社で生産、仕入れし自社で販売することの出来るところだけとなっています。だからこそ、どれだけ頑張っても大手低単価商品とは競争に勝てないのです。現在、日本のエキゾチックレザー関連企業は縮小に加え、破産、倒産と続いているのは、直小売り出来ないことで低価格競争に入れば売れると勘違いすることで無駄な在庫や利益率を下げたり悪循環となり、どうしても過去の良き時代の経験を引きずっているからかもしれません。

 

どれだけ頑張っても世の中の人全てがクロコダイル素材を好きにならないのです。毛皮が良い例でしょう、毛皮を着ているだけでどんなイメージをお持ちですか、近年、毛皮専門店のほとんどが廃業、倒産、クローズしています。だから、低価格競争ではなくクオリティ高い商品作りと多くのファンを作ること、そしてブランドを確立することと、ブランド自体に夢を持っていただけることが一番大切なんです。


いくら販売力のあるテレビや通販サイトで販売しようとしても限界がある、その上、クロコダイル市場は僕がカリスマゲスト出演していたSHOPチャンネルや民放、QVC等の期間のクロコダイルブームのピーク期を10年間と考えれば、およそ30年分以上の数量が日本本市場に流れたのです。いくらクロコ好きの方であっても10年間で3倍もの商品を購入したとしたらお腹いっぱいだということです。日本向けに安価に製品を供給していた中国、韓国メーカーも縮小、廃業、倒産しています。全てがマーケティング能力もなく浅はかな販売戦略をした結果なのだか、今も尚、日本において生産力が落ち込み製品を必要とする問屋が、その穴を埋めようと小さなメーカーに注文が集中し、忙しいだけで商売としてはとても厳しい状況と噂で聞く。

 

もっと根深い話、大手クロコダイル養殖場のオーナーですら事業を継承しないと15年程前から僕に愚痴っていました。海外のほとんどの大手クロコダイル商社やクロコダイルレザーメーカーもラグジュアリーブランド系列にM&Aされ、良い革作りと親会社のラグジュアリーブランドらに生産のほとんどを供給するスタイルへと変化しています。それ以外のクロコダイル素材を扱う業界は表向きは派手に商売しているように見えるのが実際そうではない。高級品に関わる企業の中で、ブランド力を持てないところ全てが順風満帆には言っていないのが現状だと言うことです。日本にはラグジュアリーブランドが生まれるような背景が無いからこそ、ラグジュアリーブランド配下に入れそうなところも無い。良くそのような質問をいただくが、残念ながら日本のレザー業界が余りにも複雑な分業制になっていることで、ラグジュアリーブランド系列からレザーの仕入れは出来ても、ラグジュアリーブランドからM&Aされるようなことは無いでしょう。日本にも色々なクロコダイル商品を扱っているところがあるがまだまだグローバルな展開出来ることは今後も難しいでしょう・・

 

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QVCクロコダイル商品販売禁止に関して:全世界のQRG グループのブランド各社(QVC, HSN, Zulily, Ballard Designs, Frontgate, Garnet Hill, and Grandin Road)が掲げる Global 経営環境を鑑み、環境への責任、サステイナブルな社会の実現に向けた取組の一環として、本ステートメントを定められています。「本ステートメントにて、“絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する 条約”(所謂ワシントン条約)の規制対象種(例:ワニ目、メキシコパイソン科等)が含まました。従ってQVCでクロコダイル作品の販売を今後廃止しますことになりましたこと、ご報告させていただきます。詳細は下のバナーをクリック下さい。

 

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