『気候変動とブーム・・』

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今日も良く晴れたここ京都はゴールド本店からブログをアップしております。

さて今年は梅雨入りが遅れていてその上、最高気温も例年よりも上がりそうな予報。「ラニーニャ現象」の影響らしいですが、海水温の上昇で起こる、近年、世界中で気象変動の影響で自然災害などのニュースを聞く時代、まさしく、地球沸騰化の時代です。

45年も年中サーフィンをしていると海水温の上昇、台風の経路の影響、季節の長さなど、自然の変化を感じ取ることが出来る。年数度訪れるインドネシアでも雨季に雨が降らず、乾季に雨が続く。自然の変化は始めはわかり辛いが、年々重ねることで例年との差が増えているようだ。ここ京都では海外からの観光客はビーチスタイルファッションで京都観光を楽しんでいる。確かにムシッと暑い盆地の京都ではそのスタイルが一番効率的かもしれませんが・・

ジワジワ押し寄せる自然変化と物価高、ライフスタイルへの変化も考える必要が出てきています。コロナをきっかけにキャンプやゴルフ、サーフィンなどアウトドアブームとなったのだが、今ではそのブームも下火になっていて、道具やウエア、グッズの売り上げも低迷している。日本のなんちゃってブームは恐ろしい。コロナ明けサーフィン関連ではサーフボード、ウエットスーツ等、オーダーしても数か月、ボード何て１年以上かかかったが、今ではあっという間に出来上がる。ゴルフ道具もしかり、サーフィンやキャンプ道具、確かにどれらも一度買うと数年使えるので新しく慎重することは無いのだが、製品を作る立場は設備投資をし、販売側は今年も売れるのではと仕入れを増やす。しかし、売れている理由やマーケットの広さをマーケティング出来ないといくら店舗が増えてもいくら工場設備が最新でも経営は失敗となる。

クロコダイル製品もまさにその世界、テレビ通販でクロコダイルブームを牽引した僕だから言えますが、購入者は限られていていくら色々なブランドや価格帯を増やしたところでクロコダイル製品全体の売上が上がることは無い。今はルイヴィトングループに入ったが世界最大手のクロコダイル商社ヘンロン社の当時創業社長とクワンペン社長と３名でシンガポールで会食させていただいた。丁度、ルイヴィトンに会社を売った時だったのでヘンロン社長は余裕すら感じる、そんな風に僕は感じた。世界のクロコダイル市場と当時の日本の市場について話している時に全て「ジャパンカルチャー」と日本は特別な市場でワールドワイドにビジネス展開している彼らには日本の市場は関係ない話だった。日本はブランドではなく商社や革屋が仕入れするので「グレードが低くても安い革を仕入れしたい」「色々なグレードをミックスして安く仕入れしたい」海外はブランドが仕入れするので「高くてもグレードの高い革」を仕入れしたいと、素材仕入れから全く違う。僕は「グレードの高い革を少しでも安くして欲しい」と笑顔で頼む(笑)・・

日本人は躍らせられやすく流行りだけでライフスタイルに入れ込むことが得意ではない人種なのかもしれません。そんな中でも毎回、テレビでご紹介させていただいている大野が創るバッグは時代に関係なくご注文を頂けているのは本当に有難い話で皆様に感謝感謝、最近ご紹介しているポコノトートに新しい作品作りは続いています(o^―^o)ﾆｺ

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QVCクロコダイル商品販売禁止に関して：全世界のQRG グループのブランド各社（QVC, HSN, Zulily, Ballard Designs, Frontgate, Garnet Hill, and Grandin Road）が掲げる Global 経営環境を鑑み、環境への責任、サステイナブルな社会の実現に向けた取組の一環として、本ステートメントを定められています。「本ステートメントにて、“絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する　条約”（所謂ワシントン条約）の規制対象種（例：ワニ目、メキシコパイソン科等）が含まました。従ってQVCでクロコダイル作品の販売を今後廃止しますことになりましたこと、ご報告させていただきます。詳細は下のバナーをクリック下さい。