4月も半ば過ぎ・・ | カリスマ大野貴博ディレクターブログ

4月も半ば過ぎ・・

 

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あっという間に春本番、気温も上がり始め僕が好きな夏、夏を追いかけたくなる季節に入りました。エンドレスサマーと言う映画に憧れた、終わりなき夏を求め世界をサーフィンしながら旅に出る憧れだなって・・あっ!2月販売したダイヤモンドレザー作品が皆様のお手元に届いている頃、僕の十八番デザインでもある新型のワンハンドルバッグ、艶やかな小シボが特徴的なダイヤモンドレザー作品、やっぱりいいね(o^―^o)ニコ

 

さてクロコダイルに関わり25年以上経過しました。民放でタレントさんらとのコラボにカリスマゲスト出演していたSHOPチャンネル、そして今、QVCとハンドバッグをメインに扱うファッションアクセサリーと言うカテゴリーだけのご提案でこの長い期間続けてこれたのも作品を通じファンになっていただけた皆様のお陰だと感謝しております。

 

僕がディレクターとしてブランブランディングしたブランドは必ず注目を浴び一躍人気がでるのですが、ディレクターから離れブランディングを他人がし始めると必ずと言っていい程、そのブランドの人気、価値が落ちてきます。全く同じ商品、PR手法であっても人気継続するとは限らないのが現実です。これはラグジュアリーブランドであってもディレクターが交代、デザイナー交代で人気が出たり薄れたりと、そのブランド名だけで物が売れていないことの証明でもあります。見た目に同じようなデザインでも何かエッセンスが必要となる。ブランディングはブランド存続にとても重要な役目となるのです。要するにマーケティング能力が有るか無いか。とても素晴らしい職人さんがいる工房に人気ブランドがバッグ製造を依頼する。その職人さんが生かされるのは技術だけではなく人気ブランドがあるからです。しかし、物作りを行っている立場からするとついつい職人さんがいるからあのブランドが売れると言う考えになる。職人さんだけで物が売れるかと言うとそんなブランドは後にも先にも無いと言っていいだろう。これは企業でも同じで頭の良い人だけで必ず成功するとは限らない。その頭の良い人材をどのように生かすかの経営能力となるだろう・・

 

日本のレザー業界だと革を扱っている人が一番上にいてその下にメーカーやブランドがある。それならば今の時代、革を扱っている人がメーカーを買収すれば何て思うのだが、世界を見渡してもレザーメーカーがブランドを買収する何て話はない。例えばLVMH(ルイヴィトングループ)が世界最大クロコダイル商社ヘンロン社を買収、ケリング(グッチなどを保有する)がフランスクロコやカラベルなどを買収、エルメスがアメリカやオーストラリアの養殖場を保有したりが一般的。牛革、ラム革、金具に至るまでブランドがその工場を買収することも。ブランドにとってサプライヤーの位置付けになるところがブランドを買収することは無い。

 

日本は特殊なルールと業界思考がある。物の価格に対し原材料費がどの程度の位置付けになるか考えれば分かるのだが、日本では顧客に販売したい価格があり、ブランドフォルダーが店舗に納品したい価格があり、ブランドフォルダーが仕入れたい価格があり、ブランドフォルダーに納品したい価格にあうようにメーカーが素材や縫製に掛かる費用を調整する仕組み、要するに日本は販売価格ありきで製品が作りこまれ、業界内でもたれ合うシステム、バッグに限らずこのシステムこそがジャパンカルチャーなのだが。良くも悪くも世界中から日本に製品が入ってきたことでこのもたれ合いビジネスは続かなくなっている。その一方、ラグジュアリーブランドは顧客に売りたい価格ではなく、顧客提案したい商品があり付加価値づくりを作品の一流のデザイナーに素材も一流、一流の職人を使い、一流の金具や資材を使うことからスタートする。販売価格中心のマーケティングではなく、付加価値を如何に顧客に伝えるか、商品が良いだけではなく、誰もが憧れるブランド街に店舗を持ち、誰もが憧れるセレブや有名人を使いPRすることも怠らない。それ以外にも顧客に夢を与える全てのことを怠ることは無い。

 

現在、シャネルが円安とは別で世界的に価格を上げ続けている、理由はエルメスと同等の価格まで引き上げることが目的。基本はエルメスのバーキン価格とすること、シャネルはヴィトンやグッチとは違い、エルメス同等だと言うPR戦法だ。エルメス同様に人気商品の購入制限なども行い、ブランド価値を高めている。クロコダイルレザーの種別価格もエルメスがポロサスを高額にしたことで、世界のクロコダイル種別価格が変動した位、エルメスがレザー業界の頂点のように業界全体で見ている。

 

一般的なラグジュアリーブランドのプライス構成は例えば100万円のバッグ、基本は10%商品コスト、50%PRコスト、40%が利益です。一貫で物作りし自分たちで企画デザイン、PR、販売までするとなれば、この構成比は当たり前と言えば当たり前。特に富裕層ビジネスですので富裕層を満足させると考えればこの構成比でないと富裕層を顧客に持てない、これがラグジュアリービジネスとなります。10万円が製品コスト、50万円が販売促進コスト、40%利益となります。もちろん、ブランド毎にこの構成比は微妙に変わります。100万円のバッグは10万円で作られていると考えれば、レザー代、金具代、裏地代、そして職人さんへの工賃。決してラグジュアリーブランドのバッグを作れる職人さんの給与が特別高い訳ではない。職人さんは作った商品に対し成果性だと言うことも理解出来るでしょう。このラグジュアリーブランドのビジネスモデル知った上でブランディングすれば人気ブランドに筆頭するブランドになるのかもしれませんね・・

 

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QVCクロコダイル商品販売禁止に関して:全世界のQRG グループのブランド各社(QVC, HSN, Zulily, Ballard Designs, Frontgate, Garnet Hill, and Grandin Road)が掲げる Global 経営環境を鑑み、環境への責任、サステイナブルな社会の実現に向けた取組の一環として、本ステートメントを定められています。「本ステートメントにて、“絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する 条約”(所謂ワシントン条約)の規制対象種(例:ワニ目、メキシコパイソン科等)が含まました。従ってQVCでクロコダイル作品の販売を今後廃止しますことになりましたこと、ご報告させていただきます。詳細は下のバナーをクリック下さい。

 

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