『デイリーブランドとラグジュアリーブランドⅢ・・』

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今日は曇り空のここ京都、毎日、コロコロ変わるお天気に気候、今年の冬で暖冬と地球温暖化、いや沸騰化が進んでいることを実感します。昨日、ウエットスーツの進化の内容をアップしましたが、ウエットスーツの進化に加え、何と言っても水温上昇も冬をメインシーズンにするサーフィンエリアのサーファーには良い意味で影響されていることでしょうか・・

さて今日で3日目、ポコノ作品にとても批判的なコメントをいただいたことで僕がまだまだ皆様に本物とは何ぞやとお伝えしないといけないことを感じ、この内容をアップしております。クロコダイルの件は長年、ブログからアップしてきましたので皆様、プロ並みに知識をお持ちでしょうか。そしてヘラクレスシュリンク、ダイヤモンドレザー、サフィアーノなどの高級ラグジュアリーレザーの知識も少しづつご理解いただけたかと思います。ポコノは発売したのが昨年４月、10月、今年１月とたった3日間ですのでまだまだご理解いただけないお客様も沢山、商品価値をわかってご購入されている方ばかりかだと思っていたですが、そうでない方もいらっしゃるのには驚きを隠せませんでした。あれだけ熱弁しデモンストレーションしても、その内容をご理解いただいているとは限らないのだと、ライブでのPR手法を考えるべきと前向きに考えております。とにかく、ゴールドを買った方、全員が後悔しないように、まずは皆様に作品の価値をご理解いただきその上で作品を購入するかどうかをご検討いただければと思います。

誰もがわかるようご説明させていただいております。本当ならテレビ通販ブランドで説明したいのですが批判や嫌味につながりますので百貨店のバッグブランドでご説明します。バッグ売り場で展開される３つの枠のブランドからご説明させていただこうと思います。百貨店のバッグ売り場には①デイリーブランドと呼ばれるフルラ、コーチ、マイケルコース、ナイロンだとロンシャンなど　②ラグジュアリーブランドと呼ばれるエルメス、シャネル、ルイヴィトングループ、グッチグループ（ケリング）、ナイロンで有名なプラダなどのグループに属すブランド　③日本のバッグ問屋が展開するライセンスブランドや一般ブランドなど　大きく３つのブランド枠に分かれます。それぞれの消費者が選ぶべきポイントがあるのでこの３つの枠のどれが良いとか悪いとかはありません。ただ、知っておいていただきたいのはゴールドがラグジュアリーの概念で作品作りブランド展開しラグジュアリーに興味や憧れの有る方向けブランドでありその方々に発信しているということをまずはご理解いただいて読んで下さい。

①デイリーブランドのロンシャンのナイロンバッグは2万円前後で購入出来ます。しかし②ラグジュアリーブランドのプラダなら25万円以上します。その価格差は10倍です。もし、名前だけでラグジュアリーは高いと感じられる方にはどう説明してもラグジュアリーをご理解いただけないので、そのように感じられる方はこれ以上読まれても意味がございません。

QVCのライブ時にもQVCルールの範囲内でご説明させていただきましたが、同じように見えるナイロンであっても①ナイロンの製造メーカーの違い：出元が違う　②生機の違い：製造メイカーが持つ機械により繊維の太さに密度　デイリーは繊維の密度が粗いので見た目にザラザラし触った感じ、ゴアゴアします。これに慣れ切った方は単に厚みがあり丈夫だと感じられるでしょう。しかしポコノのようにラグジュアリーブランドが採用するものは非常に繊維の密度が濃くシルクのようなタッチでありながらも強靭な丈夫さを持つ。全く概念が違うのです。　③縫製が違い：デイリーは外のナイロン素材だけでバッグを完成、しかし、ラグジュアリーブランドの場合、外は高級ナイロン、内側は高級な生地、そしてオンエアで何度も伝えたようにナイロンと内生地の間に部位ごとにいくつもの高価な芯材を使います。　④金具の違い：材質、ゴールドやシルバーのコーティングの厚みの差だけでも価格が何倍にも跳ね上がります。　⑤ファスナーの違い：ラグジュアリーの場合、鉄のファスナーの何段階ものランクで最上位を利用します。しかしデイリーブランドはプラスティックのコイルファスナーを基本採用します。ファスナーだけでも大きな価格差が生まれます。　⑥付属の牛革の違い：レザーにも何段階ものクラスがあり価格にも大きな差があります。　⑦付属牛革の処理の違い：デイリーブランドは裁断切りっぱなしの物が多い。しかし、ラグジュアリーはコバ仕上げをして手間暇、コストをかけることで使用感や見た目をグレードアップさせています。簡単に商品価値に価格の差に職人技を感じるポイントをお伝えしただけで①～⑦もの差があり、このコストの差は10倍以上であることを知っておいて下さい。

10月TSVで販売した３サイズのトートバッグに関し、上の内容をご理解いただけず数名から批判に近いご意見をいただくことにになりました。もちろん個々の主観ですので僕達も参考にさせていただいております。ただ、再度、大野ブログを読んでいらっしゃる方だけでもと僕なりにご説明をいたします。

その前に10月TSVトートバッグのコンセプトをお伝えします。コンセプト「どれだけ入れても大丈夫」「必要なだけスタイリッシュに持ち運びできる」働く女性はポーチ、お財布、キーケース、そして、書類を入れたり、パソコンを入れたり、何でもすっぽり荷物が収まりたい。バッグの高さもあることで、バッグから荷物が溢れ出ることなくカッコよく持ち運びも出来る。普段から荷物が多くなる女性にとってゴールドの展開するこのトートバッグは収納に優れ、お出かけ時の強い味方っというコンセプトです。実際、僕はノートパソコン等、相当重い荷物を入れ日々、仕事にオフに使っています。

前の写真を参考に口コミ内容と僕からのコメントをお読み下さい。

１【ポコノの素材が薄い・・】＝ライブ時「高級調密度ナイロンでシルクのようなソフトなタッチ・・」とナイロンを見せながらお伝えしたのですが伝わりませんでしたか。この方は、一般ブランドやデイリーブランドで販売されているナイロンをお持ちだと想定します。それらは繊維の密が粗く手触りのザラザラし厚みが厚く感じるためにその感覚と比較して薄いと感じられて批判されたのでしょう。素材の差を理解されていない上で購入されたのも残念です・・・　２【ハンドルが細い・・】＝これに関してはテレビからお伝えしたよう「瞬発的な丈夫さだけでなく重いものを長時間入れることに耐える耐久力。ハンドル部分は一見細いフォルムで頼りない印象を受けますが、1枚革を厚めに切り出し、しっかりと2本の縫込みで補強した特殊な縫製。QVC指定研究所で縫目強度検査を受けた結果、指定強度150に対し1550N（ニュートン）と10倍以上の強さでつくられており、非常に繊細であるハンドルが見た目のお洒落度をアップし、その上、非常に丈夫で耐久性に優れていて耐久性もあり長く使えるということが魅力の一つです。」こちらの方には元々もコンセプトが伝わっていないのだなって残念・・　３【私が持っている馬のワンポイントのバッグのようだ・・】きっとご自身が持たれている馬のマーク・ロンシャンと比較されているのだと思います。前にもあるようにデイリーブランとラグジュアリーブランドの価値観自体わからなかったのかと。ロンシャンのナイロンとポコノとは違います。その上、裏地も芯材も使われていません。すなわち外装ナイロンだけでトートバッグを作られています。ロンシャンとプラダの価格差は10倍なのですが、両方使っているとその違いがわかるのですが残念です。リテラシーのある方で無いと違いは判らないのでしょう・・　４【ショルダーが付いていなかった、底ビョウも無いのに高い、見た目が安価・・」この方も一般とラグジュアリーの概念の差に興味がない方なのか？ショルダーは別売りですとライブでキャストの方、また画面下にも何度も紹介されていましたがお客様の誤解でショルダーが付いていると思った自分の感情を向けられても、こちらとしてはご対応出来ません。その上、底ビョウも無いから安っぽい？ナイロン素材に底ビョウは現在、ラグジュアリーでは基本、あり得ません。なぜなら、ナイロンは繊維で出来ていますので、わかりやすく言えばニットセーターに穴をあけると毛糸がどんどんほどけますよね。それと同じ現象になるから、ナイロンに穴をあけることは出来ないのです。　５【適正価格ではない・・】この方にもお伝えしようがございません。何を持って適正と批判されたのか？前にも説明したようにデイリーブランドとラグジュアリーブランドと日本問屋ブランドの3つの枠があることもご存じではない上に、ナイロンの価値や付属の革、縫製など理解されずにコンプレインされているのも分かり、非常に残念です・・

きっと大野ブログを日々、閲覧している方であれば、これらの批判的ご意見を見て「何もわかっていらっしゃらない方ばかりなのね・・大野さん気にすること無いわ・・」何て読みながら感じられているでしょう。25年もの間、テレビ通販に関わり、どれだけ苦労しラグジュアリー素材作品を皆様の理想的な価格で提案し続けてき、血のにじむような努力をして一部のお客様には響かないのかと。誰もが頑張れば手に入る価格帯の作品提案をしたことで、価値のわからない人の手にも届くと思うと、テレビでお勧めするのは非常に残念で仕方ないというのが本音です。これらのご意見、批判に関しては実際、参考にさせてはいただきますが、気にはしておりません。ただ、ご購入され満足されている方が読まれると残念に思われるからなのです。

いつの時代も新しい素材をテレビから紹介すれば多くの方から喜んでいただけるのですが、極々一部の方がご意見と言うよりも批判されることがあります。時間を掛けて知っていただく方法しかありません。前にもあるようなことをしっかり理解し上でご購入されれば良いのですが残念なことです。25年間、ブレることなく本物だけを追求することで根強いファンの応援、後押しをいただいておりますので、ゴールド作品価値が分かる人にだけに向け、今後もご提案したいと思ってブランド展開しています。

これらのご意見は、例えれば男性の誰もが一度は憧れるフェラーリやポルシェなどの高級スポーツカー、２×２の４人乗りを見て、後部座席が狭すぎて乗れないと批判されるのと同じように感じます。その車自体の価値を理解すれば批判ではなくこのようにコメントされるはず「４人乗り希望だからベンツのセダンがいいわって・・」そのように感じるだけでいいと思います。わざわざ、購入してまでフェラーリやポルシェのディーラーにクレームするのと同じようにも思うのですが、残念ですね・・

今日は大野の独り言(笑)

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QVCクロコダイル商品販売禁止に関して：全世界のQRG グループのブランド各社（QVC, HSN, Zulily, Ballard Designs, Frontgate, Garnet Hill, and Grandin Road）が掲げる Global 経営環境を鑑み、環境への責任、サステイナブルな社会の実現に向けた取組の一環として、本ステートメントを定められています。「本ステートメントにて、“絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する　条約”（所謂ワシントン条約）の規制対象種（例：ワニ目、メキシコパイソン科等）が含まました。従ってQVCでクロコダイル作品の販売を今後廃止しますことになりましたこと、ご報告させていただきます。詳細は下のバナーをクリック下さい。