『デイリーブランドとラグジュアリーブランドⅡ・・』

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今日は広い範囲で３月下旬の暖かさになる予報、数日前は寒波で日々、気候変動の差が大きくなった現在です。あっ、昨日、ブログがアップされていないことに気付き何とか深夜前にブログを再度書き込みアップしました。朝からドタバタでミーティングに来客等で何かシステム障害があったようです。毎日、ブログを楽しみにしていただいている方にはご心配お掛けしました。2010年3月から毎日皆勤賞でブログをアップ出来ていたので何とか時差ありですがギリギリセーフで皆勤賞となりました(笑)　昨日、急遽、再ブログを書き込んだので昨日のブログの中で伝えたいことが全て書き込めたかと言うと？大野ブログを読んでいただいている方へもう一度、発信したいと思います。

実は48年サーフィンをしていて最近の日本のウエットスーツに生地や縫製の変化は驚かされる程です。僕がサーフィンを始めた頃のウエットスーツと今のウエットスーツ、見た目は同じように見えますが、まったく暖かさが違います。この年齢でも10数度の水温の中、２時間以上サーフィンしても寒さを感じません。自分の体の隅々を計量しコンピューターキャドにデータを取り入れるカスタムオーダーすることで水の入水率も非常に低い、それは立体裁断され体にジャストフットするから。真冬用の場合、5㎜の厚みがある生地でもストレッチも効いていて厚みを感じず動きやすく非常に軽くなった、その上、脱いだ後の干しても乾燥も早い。これは、長年、昔からウエットスーツを着続けているから分かることです。まさしく、このようにウエットスーツが理解出来ることをリテラシーがあると言います。

先に100人いれば100通りの考え方があることも十二分に理解した上でお話しします。実はポコノ作品に関して批判的なコメントをいただきました。その中には非常に参考になるコメントもあります。それは商品の改良ではなく、もっとテレビの前から伝え続けないといけないことだと感じ今後の参考にさせていただこうと真摯に受け止めることも多々あります。ただ、ゴールドの作品はリテラシー、すなわち価値が分かる方にしかわかり辛いことが沢山あります。そのため、信頼をしていただいた上でご購入いただけないと批判的なコメントをされることにもつながります。

百貨店のバッグ売り場が分かりやすいので、百貨店のバッグ売り場を元にご説明します。①デイリーブランドと呼ばれるフルラ、コーチ、マイケルコース、ナイロンだとロンシャンなど　②ラグジュアリーブランドと呼ばれるエルメス、シャネル、ルイヴィトングループ、グッチグループ（ケリング）、ナイロンで有名なプラダなどのグループに属すブランド　③日本のバッグ問屋が展開するライセンスブランドや一般ブランドなど　大きく３つのブランド枠に分かれます。例えば①デイリーブランドのロンシャンのナイロンバッグは2万円前後で購入出来ます。しかし②ラグジュアリーブランドのプラダなら25万円以上します。その価格差は10倍です。もし、名前だけでラグジュアリーは高いと感じられる方にはどう説明してもラグジュアリーをご理解いただけないでしょう。

同じように見えるナイロンであっても①ナイロンの製造メーカーの違い：出元が違う　②生機の違い：製造メイカーが持つ機械により繊維の太さに密度　デイリーは繊維の密度が粗いので見た目にザラザラし触った感じ、ゴアゴアします。これに慣れ切った方は単に厚みがあり丈夫だと感じられるでしょう。しかしポコノのようにラグジュアリーブランドが採用するものは非常に繊維の密度が濃くシルクのようなタッチでありながらも強靭な丈夫さを持つ。全く概念が違うのです。　③縫製が違い：デイリーは外のナイロン素材だけでバッグを完成、しかし、ラグジュアリーブランドの場合、外は高級ナイロン、内側は高級な生地、そしてオンエアで何度も伝えたようにナイロンと内生地の間に部位ごとにいくつもの高価な芯材を使います。　④金具の違い：材質、ゴールドやシルバーのコーティングの厚みの差だけでも価格が何倍にも跳ね上がります。　⑤ファスナーの違い：ラグジュアリーの場合、鉄のファスナーの何段階ものランクで最上位を利用します。しかしデイリーブランドはプラスティックのコイルファスナーを基本採用します。ファスナーだけでも大きな価格差が生まれます。　⑥付属の牛革の違い：レザーにも何段階ものクラスがあり価格にも大きな差があります。　⑦付属牛革の処理の違い：デイリーブランドは裁断切りっぱなしの物が多い。しかし、ラグジュアリーはコバ仕上げをして手間暇、コストをかけることで使用感や見た目をグレードアップさせています。簡単に商品価値に価格の差に職人技を感じるポイントをお伝えしただけで①～⑦もの差があります。このコストだけでも10倍以上の差となることを知っておいて下さい。

大野ブログを日々、楽しんでいただけえている方であれば、こんな説明をするまでも無いと思うのですが、批判的なコメントをされる方は①～⑦の全てを全く理解されずままに購入されたのかと思うと、どうしてご購入いただいたのか不思議なくらいです。ただ、評論家になっていらっしゃる？間違った批判をされるていることが気付かないことがご自身へもつながるので少し残念です・・テレビ通販でラグジュアリーを販売することの難しさを非常に感じました。ラグジュアリーを理解される方が25年もの間に減少しきったように感じます。そろそろ、テレビ通販と言う売り場から脱却すべき時代になったのかとも思います。25年程、テレビ通販に関わり、お世話になったのですが、当時と今とのお客様の感覚や層の違いをしみじみ感じます。

昔はラグジュアリーをご理解していただいた方が、大野ブログを見ながら大野さん頑張っていらっしゃるのだと応援する意味でもご購入いただけけていました。カリスマゲスト出演していたSHOPチャンネル時代からの今も尚、大野部屋がある何てお話しいただけるヘビーユーザーも沢山いらっしゃいます。このユーザーさんらのほとんどがエルメスやチャネルなどのラグジュアリーブランドのバッグやお財布も持っている方々、ラグジュアリーにリテラシーがある方です。皆様、放映を楽しみにされていたので深夜0時の30分程で毎回、SOLD OUTしていたくらい。皆さんおっしゃるのが大野さんのお陰で家に居ながら素晴らしい商品をお値打ちにお買い物出来ることが幸せだと。放映前に遠方からでもわざわざOA作品を見にお店まで沢山の方がご来店いただきました。あの時の情熱あるお客様らは減少したようです。今もそのようにお感じになっている方も多いとは思うのですが、最高級のクロコダイルから最高級牛革、そして今、最高級ナイロンまで、作品の単価を落すことで引き込んでしまったお買い物される方の層がクロコダイル当時とは大きく違うことをしみじみ感じます。このような詳細の内容を昨日のブログでアップしたかったのです。

テレビ通販に関わり早25年、民放各局、SHOPチャンネル、QVCとラグジュアリー作品をいかにお客様の理想的な価格でご提案出来るかと挑戦続けて参りましたが、そんな努力もほんの一握りのリテラシーの無い方の批判を聞くと努力も水の泡かとも感じます。今後、ラグジュアリーをご理解いただける方にだけのご提案だと放映時にお伝えするようにします。ゴールドやラグジュアリーに興味のある方だけに強くお勧めするよう心がけたいと・・

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QVCクロコダイル商品販売禁止に関して：全世界のQRG グループのブランド各社（QVC, HSN, Zulily, Ballard Designs, Frontgate, Garnet Hill, and Grandin Road）が掲げる Global 経営環境を鑑み、環境への責任、サステイナブルな社会の実現に向けた取組の一環として、本ステートメントを定められています。「本ステートメントにて、“絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する　条約”（所謂ワシントン条約）の規制対象種（例：ワニ目、メキシコパイソン科等）が含まました。従ってQVCでクロコダイル作品の販売を今後廃止しますことになりましたこと、ご報告させていただきます。詳細は下のバナーをクリック下さい。