第10回ウルトラクイズの王者が決まり、最後でタキシード姿のMさんは、来年も連覇すると宣言。感動のフィナーレとなった。

その第11回ウルトラクイズの最初の一次予選は、Mさんや北川宣浩など歴代王者7人がクイズを披露。最初の第1問目は、「自由の女神は、ニューヨーク名誉市民の称号をもらっている」であった。だが、歴代王者全員「○」席に入り、不正解という幕開けになった。Mさんの熱い思いも、すべて消えた。

この時、稲川良夫さんが参加。どんな問題で予選通過したかは不明。だが、およそ7年間、予選参加。そして、念願の突破。成田予選となる。悲願の国内脱出も、あと一歩で、じゃんけんで敗退。だが、敗者の50人たちと一緒に、飛行機で名古屋へ。その名古屋でパチンコに挑み、見事復活。稲川さんは、「名古屋の敗者復活」のたすきを付けて、グァム以降、どんどん勝ち進んだ。偶然だが、名古屋でバスの際、ハワイやロサンゼルスなど、アメリカの地名のお店が通過。稲川さんは、実際に、アメリカのハワイやロサンゼルスに行った。そこまで行ったのは、稲川さんだけだ。

パチンコで復活した7人のうち、4人は、グァムの地に踏めず、IさんとOさん(いずれも女性)は、グァム上陸したものの、泥んこクイズで敗退。アメリカへ行けたのは、ほんのわずかということだ。

 

ところで、その稲川良夫さんは、名古屋で復活した際の、たすきを今も持っているだろうか?

それを稲川さんは、まだ言っていない。