上野東京ラインの開通して、9年になった。

コロナ禍が拡大した2021年から2023年にかけて終電繰り上げや減便ダイヤ、短縮と、上野東京ラインも、そのあおりをくらい、鉄道業界に暗い影を落とした。

今年は、コロナ5類になってから、初めてのダイヤ改正。上野東京ラインのダイヤ変更や、短縮をあまり聞かない。コロナ禍が収まっているということだ。かえって、減便ダイヤの実行をした2021年から2023年は、言い換えると、大規模なダイヤ改正だった。そんな印象を残した。

 

上野東京ラインがまたさらに減便ダイヤが続くであれば、この際、思い切って、東海道新幹線と東北・上越新幹線の相互直通運転の実施をやるべきだ。自民党や公明党から、そのような提案を出していいのではないかと思う。減便ダイヤ解消策の一環で議論すべき課題だ。新幹線は、東京駅で乗り換えというデメリットがある。東京駅の乗り換えが不便である。では、品川から高崎・宇都宮まで、上野から静岡まで行く人を考えてほしい。

乗り換えゼロで、新幹線の利便性の向上につながる。また、熱海から大宮、高崎や那須塩原から新横浜を、いずれも所用で新幹線だけの乗り換えすれば、鉄道業界がさらに改善する。

もっと新幹線で東京駅の乗り換えしない方法を、政治家は思い切った考えをやるべきだ。