子供たちが日本と世界について英語と日本語両方で表現できるように、真のバイリンガルを目指す勉強会を主催してますKayです。

 

 

最近、ありがたいことに大勢の生徒さんからお問い合わせを頂きレッスンさせて頂いております。

 

 

その一人W君は日本の学年で現在中1、小学4年生からインターナショナルスクールに通われていて英語が完全に優位です。

 

 

日本語能力的にグループレッスンの参加は難しいけれど(私のグループレッスンは小6までで習う教育漢字が読めることが前提です)プライベートレッスンで日本語を教えてほしいと依頼を受けました。

 

 

日本語教授法のコースは過去に2コース終了しており、外国人何人かに初級の日本語をお教えした経験はあるのみ。

この年代は母親の言うことを聞きにくくなっていますし、いざとなったら英語でも説明してあげられるのが唯一の私の強み。

 

頼りにしている国語の先生のアドバイスもあり、以前昔息子が通って効果のあった「国語専科教室」の教材を使ううことにしました。

 

 

私の息子はドイツで生まれ、トルコのインターナショナルスクールを経て小学1年生の夏に日本に帰ってきた時、完全に英語優位でした。

 

 

それでも日本の公立の小学校に通わせておけば、そのうち日本語が身につくだろう、と思っていたのですが、外国人が多く在籍する小学校だったため、英語を話す友達としか付き合わず、国語の授業中は彼は一切授業を聞かず、英語の世界でノートに落書きをするのみで、通って半年後の小2の区の統一国語テストで0点を取ってきましたプンプン

 

 

白紙で出したわけでなく、いろいろ書いたらしいのにです!!チューびっくりえーん

 

 

それまで英語維持のことばかり考えていた私は焦りだし、国語、日本語を教えてくれる教室を探して見つけたのが今はお亡くなりになられたカリスマ国語講師、工藤順一先生率いる「国語専科教室」です。

 

 

 

そこに約2年通い、小4の夏にはすっかり本好きになって、再びドイツのインターナショナルスクールに通い始めました。

(その後、また英語優位になり苦労するのですが)

 

 

国語教室は見学は自由なので、いろいろ観察していたところ、まず、本は最初面白くなるまでがしんどいので(大人もですよね!)最初の導入部分は先生と一緒に読む(黙読の時も音読の時も)。

 

 

軌道に乗ってきたら、自分で黙読し、家に帰って続きを読んでくる。

 

そして、本選びはなるべく子供の自主性に任せる、そして「この先生は自分の好みをわかってくれる!」と信頼を得ることで、子供は先生のアドバイスも聞くようになります。

 

 

そして「書く」方の教材も素晴らしかったです。

 

 

W君とはその当時の教材を使って「日本語作文」をやっていますが、内容は英検2級の3コマ漫画を英語で説明するするのの日本語版のようなものです。

これを日本語で説明!英検の問題より面白いですよね!

ブログを読んでらっしゃる方はこれを英語で説明できますでしょうか?

 

 

 

ちなみに英検2級のサンプル問題はこちら

 

大人同様、面白い文章を作り出すのが得意な子もいれば、苦手な子もいます。ですから、ゼロからではなく絵を説明することで、どんな性格の子でも文章を簡単に作り出すことができます。

 

 

実際、W君に自由日記書くのとどちらがいい?と聞いたところ、4コマ漫画の方が良い、と即答でした。

 

 

私のグループレッスンで「天声人語」などの名文の英訳をするのも、英訳が上達してほしい、というより、日本語で面白いネタを仕入れて自由英作文のヒントを得てほしい、誰もが英語の名文を書けちゃって自信をつけてほしい、という感じです。

 

 

それによって、面白くて美しい表現の引き出しが増えたら良いな、と思っています。

 

 

 

どちらか片方の親が英語ネイティブの場合、完全なバイリンガルを目指すプロセスの中で、英語モノリンガルの子より英語が遅れていると感じた時、世界の中の言語の優位性から、どちらかを極めるなら英語だろうと日本語を諦めてしまう子が多くいます。

 

 

 

私の友人や知り合いで配偶者が英語ネイティブで完全に日英バイリンガルに育っている子はほとんどいません。

 

 

両親が日本人の帰国子女であれば、私の生徒さんたち含めかなりの数いると思います。

 

 

それは一体なぜなのか?

 

 

価値観からくるモチベーションの問題なのか?

 

 

そのぐらい、完全に日英の2言語を自在に操れる能力というのは高度なモノであり、特に日本語は「書き」が難しい。

 

 

せっかく二つの文化や言語を背負った子達に自在に日英を操れるようになって、世界の架け橋になるお手伝いが今後もいろいろな形でできたら、と思います。

 

 

私のホームページもそんな思いで英語のホームページも作成しまして、W君のお父様も読んでくださいました。

 

 

W君がこれからメキメキと日本語が上達して、私のグループレッスンに参加してくれる日が来るといいな!

と思っています。

 

 

いわゆるハーフのお子さんも過去にも現在にも若干名私のクラスに在籍されていますが、そういった子たちにも楽しくバイリンガルになるために一緒に勉強していきたいです。

 

 

国語教室で教えてもらった

読書嫌いでも好きになる本リストもそのうちブログに書きますね。

 

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英語学習、日本語維持に関するカウンセリングは30分まで無料です。

 

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kayvoxtakeuchi@gmail.com

 

My commitment to my cause is teaching both English and Japanese to children, empowering them to bring peace to the world.

 

最後までお読みくださりありがとうございました。