みなさま、こんにちは。
世界で活躍する英語力を身につけていただくため英語のオンラインレッスンを主催しておりますKayです。
先日の母の日は例年通り、16年前に亡くなった母のことを思い出しました。
母の兄が昨年末亡くなった時の遺産相続について、の前回のブログの続きです。
昨年末、伯父が亡くなって、相続放棄や限定承認したほうがいいのかな?と思っていたところに3ヶ月も経たないうちに伯母も亡くなりました。
そして、二人とも10年ほど前に手書きで遺言書を残していたことがわかりました。
自筆の遺言書は開けてしまうと無効になることがあるそうで、司法書士さんに面倒な手続きを依頼し(自分たちだけでもできますが)裁判所に遺言書の「検認」の依頼をしました。
検認の依頼をする場合、全相続人(代襲相続含む)の住民票や必要な戸籍謄本が必要になります。
私の場合は自分の住民票、戸籍謄本、母の戸籍謄本が必要でした。
母の戸籍謄本は郵送で手続きが面倒だったので、他の方とまとめて地元の司法書士さんに取り寄せもお願いしました。(もちろん手数料かかります)
伯母には兄弟がたくさんいたようで、もちろん皆様高齢、遠方に住んでいる方もいて、この方達の戸籍謄本を全て揃えるだけでも、大変な手間がかかります。
そして、3月下旬、田舎の家庭裁判所から「遺言書検認申立事件」の「検認期日通知書」というタイトルでので郵便が届きました。
日時や裁判所の部屋番号が書いてあります。
裁判所への出頭?(義務ではないのですが)は約2週間後。
わざわざ新幹線に乗って行く必要があるのか、最初は迷いましたが(相続なしなら余計な交通費がかかるし)
内容によっては伯母の親戚と色々揉める可能性もあるし、庶民が裁判所の中に入れる機会も人生で最初で最後かもしれないので、行ってみることにしました。
当日、兄弟代表として伯母の高齢の弟さん(長男)と私が裁判所に出向きました。そのご家族もサポートでいらっしゃっていました。
まず、伯父の検認のために小部屋に私とその弟さん、裁判官、その助手のような方が数名はいって、目の前で封を開けられました。
そこには年賀状にも書いてあった見覚えのある筆記体が。。。
そうか、いつも年賀状を書いてくれていたのは伯父だったのか。。伯母が代理で書いているのかと思っていたけれど。
便箋の上の方にたった1行の文章が見えて、内容がすぐに予想できました。
いくつか質問をされ、10分ちょっとで終わりました。
裁判官は女性の方で、お辞儀の仕方が胸に手を当ててするスタイルで、なんだかカッコよかったです。
(常に良心に従います、的な意味なのかしら??)
その後、伯母の遺言書の検認手続きに移ったので、相続人ではない私は部屋を去り、弟さんだけが残りました。
伯母がどのような内容を書いていたかはわかりません。
ただ、伯父の遺言は「全額伯母に」と言うものでした。
子供がいない夫婦が遺す一般的な遺言書だったようです。
伯父が亡くなった後、私が伯母の面倒を見ることは物理的に不可能だし、頼れるのは結局お金。
面倒を避けるためにも遺言書に書いておく、賢明な方法だと思いました。
伯母の遺言はどうだったのかはわかりませんが、おそらく、二人で書いたのであれば「全額伯父に」なのではないでしょうか。でも、相続人である伯父がすでに死亡している場合は遺言は無効のようなので、この場合、伯父の財産を全額相続した伯母の法定相続人である伯母の兄弟が相続人になるようです。
色々と勉強になります。
私の相続分がゼロで全くがっかりしなかったか?
と言うと嘘になりますが(伯母側の親戚は金銭的にはラッキーですよね)、賢明な伯父を持って誇りに思いますし、生きている間に十分過ぎるほど可愛がっていただき、感謝しかありません
一連の伯父、伯母が亡くなった流れの中で、色々な貴重な経験をさせていただいたり、母の従兄弟に初めて会えて「お母さんににてらっしゃるね」と言っていただけて、温かい気持ちになりました。
ちょっとだけ「ファミリーヒストリー」を味わえて嬉しかったです
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お母さんへ
息子の学費の足しになるかなあと、ちょっとでも伯父さんからお金もらえるかやってみたけど、ダメだったよー!
伯母さん側の親戚にお母さんの育った家もあげることになっちゃったね。(母は伯母と仲が悪かった)
でも、今回のことで従兄弟のGさんに会えて、お母さんに似てるって言われましたよ。
Gさん、とても誠実で、あたたかい方だね。
血のつながった人が素敵な人で嬉しい。
伯父さんには天国で会えましたか?
伯母さんがすぐ追いかけてきちゃったけど、お兄さんとゆっくり話せたかな。。。
母の日おめでとう。
Kayより
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