みなさま、こんにちは。

世界で活躍する英語力を身につけていただくため英語のオンラインレッスンを主催しておりますKayです。

 

 

先日、平日昼間に朝日カルチャーセンターが主催する「小澤征爾さんの音楽に出会おう」という講座に参加してきました。

 

 

「朝日カルチャーセンター」なるものが存在することも知らなかったのですが、たまたま目に入った案内に私が注目している朝日新聞の吉田純子さんがホストで開催されると知り、ゲストの先生から小澤さんの話を聞くというより、彼女にどうしてでも会ってみたくて、行ってきました。

 

新聞にあった彼女の小澤さんの追悼文、小澤さんの人間くささが出ていて本当に素敵でした。

 

 

会場はほぼ満席、おそらく全てリタイヤ世代で、私が一番若かったのですが、どの方もクラッシク音楽好きなお上品な雰囲気。

貴重な小澤さんの演奏の音源を聴きながら解説を伺いました。

 

特に素敵だと思ったのがベルリオーズの「幻想交響曲」

私は初めて聞きました。

ベートーベンとほぼ同じ時代の音楽家だそうですが、現代的な感覚の音楽で背景にあるストーリにもびっくり。

小澤さんそのものだという解説も納得しました。

 

 

 

吉田さんは文章だけでなく、お喋りも本当にお上手で、豊かな時間を過ごせました。

 

 

朝日カルチャーセンター、講座が多岐に渡っており、語学系の講座も充実!!!

東京はお金さえれば、教養溢れる豊かな老後が暮らせそうです爆  笑

 

 

終わった後、吉田さんとお話できるかなあ、できない時のためにと、手紙も用意していたのですが、彼女が昨年1月に「日曜に思う」に書いたミュージシャンAdoさんの文章が素晴らしかったので子供達と授業で英訳した話などもお伝えすることができました。

 

 

でも、会場を去った後、もっとあれも伝えれば良かった、生徒の一人が吉田さんと同じで芸大を目指していることなども言ってメッセージを貰えば良かった、など、色々後悔ばかり。

吉田さん記事を英訳した授業についてのブログもご紹介したんだけど、見てくださっているかなあ。。。

 

 

吉田さんは私よりかろうじて2歳年上。彼女のファンだという70代ぐらいの素敵なマダムがサインを貰っていて、素直に自分より年下の方の才能を認め、気持ちを伝えているのが素敵だと思いました。

 

 

 

4月2日の朝日新聞に吉田さんの「新聞記者の文章術」というコーナーで連載が始まり、そこで吉田さんが書いている「書くこと」の意味が素晴らしすぎて。。。

 

「書くことは、心の中に滞留するモヤモヤの近似値を、言葉の世界に永遠に探し続けること」

 

 

「自分の心に対し、ウソのない言葉を人生を懸けて探すことが「書く」ということなのだと。

 

 

「己の本心を深く掘り下げぬまま、世の中の気分にただ同調して出してしまった言葉は、実は他人以上に、自分自身の尊厳を傷つけていたりする」

 

 

ブログを書いている方はきっと文章を書くことが好きな方が多いと思うのですが、ハッとさせられる方も多いのでは??

 

 

前後の文章がないので

 

何を大げさな?

 

と感じる方も多いかもしれませんが、つまり、無理にたくさんブログを書かなくても、書きたい時、自分が納得がいくように書けばいいんだなあって。

 

 

自分は書くことが嫌いではなく、気分が盛り上がった時はその気持ちを閉じ込めたいという気分にかられ、それが感じたこと通りに表現できず、普通の人より随分時間がかかってしまいます。

 

 

このブログも自分の教室の宣伝以上に、今感じていることを記録に残したいという部分が大きくて、ネタはたくさんあるのだけれど、つい1つのブログを書くのに時間を取られすぎてしまうので、書き流すことができず「編集中」で投稿されずに終わってしまうブログが実はたくさんあります。

 

でも、それでいいんだなあと。

 

 

っていうほど大した文章を書けていると思っていわけでは全くないのですがショボーン笑い泣きウインク

 

 

今日のブログは今までで一番とりとめのないものになってしまいましたが、これからも、いつも子供達から刺激を受けている授業の様子や、子育てを通じて感じたこと、日々感じていることをブログに残していこうと思いました。

 

 

「書くこと」はやはり自分を含め、人の心を動かすことができるんですよね。死の悲しみから救ってくれることもある。

 

 

最後に記事にもあった吉田純子さんが書いた音楽評論家吉田秀和さんの追悼文が本当に美しいので引用します。

ほぼ自分の備忘録のため。。爆  笑てへぺろ

 

愛する桜と子供たち。はちきれんばかりの命が鮮やかにむつみ合う光景に、原発事故からずっと人知れず抱えていた心の重荷を下ろし、静かにこの世界に別れを告げていたのかも知れない。

 戦争で多くを失い、妻にも先立たれた。悲嘆多き人生に寄り添い、死のその日までペンを握らせたのは、長いあゆみの果てにたどり着いた悠々たる楽観の境地だった。戦争や人災を繰り返すのも人間ならば、芸術という美しき精神の結晶を生み出すのもまた人間。諦念(ていねん)を微笑(ほほえ)みにかえて、人間という如何しようも無い存在をまるごと肯定した。

(2012年7月14日朝日新聞夕刊より抜粋)

 

 

 

 

 

 

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最後までお読みくださりありがとうございました。