みなさま、こんにちは。

子供たちと日本と世界について

英語と日本語両方で表現できるように

真のバイリンガルを目指して

勉強会を主催してますKayです。

 

もう師走、クリスマスですね。

ついに船便の荷物が届きえーん

 

年末は夫もドイツから一時帰国しにくるし

トルコから友人も遊びに来るし

 

桜の季節にはイスラエル人と

アメリカ人の来客もあり

 

なんだか毎日落ち着かない毎日です。

 

ドイツのゆったりとした

クリスマスが懐かしい!

 

(去年のクリスマスマーケットの写真)

 

去年の今頃はクリスマスツリーの

生モミの木を買いに行ってたなあチュー

 

 

ブログの更新も滞り気味ですが

後少し2022年もおしまい。

頑張って日本の師走を乗り切りましょう!

 

 

 

先日の授業はこんな感じでした。

 

 

おはよー、こんにちは、こんばんは!

 

イギリスの首相が最近代わったのは知ってる?

 

全然知らない子もいました笑い泣き

 

「変な白人のおじさん?」

 

それは2人前のジョンソンさんだから!!笑い泣き爆  笑

 

でもそのジョンソンさんすら知らない子もいて。。ニヤリ

 

まず、ジョンソンさんの後の

リズ・トラスさんが45日でやめたんですよね。

 

その45日の間に

エリザベス女王の葬儀がありましたね。

 

こんなおば様です。

 

 

最初の30秒だけ見ました。

 

イギリス人は手厳しいし

ブラックユーモアがすごいので

「レタスより賞味期限が短かった」

とか

「机の下に隠れてるんじゃない!?」

「リズトラスは机の下には隠れておりません」

みたいに真面目な爆  笑

やりとりが面白かったんですよ。

 

何故やめさせられたのかと言うと

トラスさんはお金持ちへ減税をすると言って

さらに光熱費の高騰などのサポートも

やるって言ったんですよね。

 

 

そうするとどうなる!?!?

 

 

そう、お金が足りなくなりますね。

中学生でもわかります。

当たり前です。

 

 

色々な政策をキャンセルして

トラスさんはやめていきました。

 

 

 

その後を引き継いだのが

ノーブルな雰囲気のこのお方。

スナク首相の就任演説も一部見ました。

ゆっくりと聞き取りやすい英語ですよね。

未来の子供達に借金を残さないと約束しました。

 

The government I lead will not leave the next generation, your children and grandchildren, with a debt...

 

有名大学を出たスーパーエリート

インドの財閥の令嬢を奥様に持つ大金持ち

 

 

イギリス人は昔の植民地の国

インドからの首相について

本音はどう思っているのでしょうね。

 

。。。と言う前知識を前提に

 

こちらのコラムを読んでいきましょう。

(子供達とまずこれを日本語で読んでいます)

 

 

 

トリクルダウンの理論は

やはりあのシャンパンタワーの図を見ないと

イメージがわかないと言うことで

こちらの動画の最初の30秒。

 

税金を減らすことで

お金持ちがお金を使い

中流にお金が流れて中流が使い

貧しい人にもお金が流れ

全体的に支出が増えれば

税収が増えるはずということ。

 

 

コラムでは「小さな政府」という言葉と

英サッチャー首相についても

出てきました。

 

 

中学の公民でも習う

「小さな政府」と

「大きな政府」についても説明しました。

 

私が子供の頃は

イギリスはエリザベス女王と

鉄の女サッチャーさんが仕切っている国

というイメージでしたが

サッチャーさんを知っている

子供達は少なかったです。

 

サッチャーさんの最後の党首討論にて

「あなたのせいで貧富の差が広まった」

と自由党に言われた時のこの迫力!!

 

 

 

“he would rather have the poor poorer, provided that the rich were less rich."

「金持ちが貧しくなりさえすれば、貧乏人がもっと貧しくなってもいいのか」

 

 

 

コラムではトリクルダウンなどという

聞こえの良い言葉ではなく

「馬とスズメの理論」を使うべきとしています。

貧乏人のスズメは

お金持ちの馬の糞をあさるしかないのです。

 

 

そして今週のエッセイのテーマはなんでしょう!?

 

英検でも「国が福祉を充実させるべきか」

「自己責任に任せるべきか」的な問題はよく出ます。

 

例えばこんな感じで。

Agree or disagree?  Small government is better than large government.

 

この場合、small governmentが

何のことか分からなければ答えられませんよね。

 

 

電力や水道、鉄道などは民営化すべきか?

といった問題が出たこともありました。

 

そして今日皆さんに考えてもらいたいのは

こちら。

 

Do the rich have a responsibility to help the poor in society?

 

生徒さん色々な意見が出ました。

 

意外とNoも多かったです。

 

No

・お金持ちも強制されるべきではない

・一文なしからのし上がったお金持ちもいる

・貧しい人が正しく使わないかもしれない

(お酒やドラッグ、ギャンブルなど)

・お金持ちも知らない人にはお金をあげたくない

 

Yesでは

・SDG'sの目標に入っているから

・倫理道徳的に正しいから

・犯罪率が下がるから

 

 

意外とNoも多かったです。

こんな意見をシェアしてくれた子もおねがい

 

- Without any help poor people living level 1 life would  definitely struggle with going up one level as most of them are born that way. Some say poor people are considered “lazy” but most of them try hard to live, children almost the same age as me walk 5 km every morning barefoot to get water. (原文まま)

 

level 1というのは

ベストセラーのFactfulnessにも書いてある

一番貧しいカテゴリーの人々のことです。

 

 

Yesの理由の私からの提案としては

creating a virtuous circle in the economy (to grow the economy )

 

トリクルダウンの逆で

下から上へ。

 

貧しい人がお金を使っていくことで

お金持ちも利益が上がるという

「好循環」virtuous circle

という言葉も紹介しました。

 

 

いつもながら

子供達が最終的に

どんなエッセイを書いてくれるか楽しみです。

 

 

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