こんにちは。

子供達に真のバイリンガルを

目指してもらいたくて

オンラインで

勉強会を主催してますKayです。

 

 

8週間ぶりにドイツに戻ってきました。

やはり我が家はいいですねー。

自分のキッチンで料理でき

好きな時に洗濯できるだけで

ホッとします。

 

久しぶりのドイツ自宅からの勉強会

スタートです。

 

 

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おはよー。今日は。こんばんは。

日本は新しい総理大臣が決まったんだね。

誰になって欲しかったとかあった?

 

個人的には岸田さんは嫌いじゃないです。

昨年、コロナ対策で

国民一人当たり10万円が支給された時

岸田外務大臣は海外在住の日本人にも

配布すべきと言ってくださったのです。

(実現しませんでしたがえーん

 

 

 

河野さんの人気も

高かったみたいですね。

 

この河野さんの動画を見て

英語力はもちろん

日本の代表として堂々と

海外で交流してくれそうだなあ

と思いました。

 

 

 

さて、今週はロボットに関するコラムです。

 

人はなぜ、人間の姿をしたロボットをつくろうとするのか。親しみを感じたいというのが一つの答えだろう。鉄腕アトムなどのマンガに親しんだ日本は、アシモやペッパーなど愛らしい機械を生み出してきた

 

・鉄腕アトム

 

 

 

 

 

・アシモ ホンダ開発のロボット

お台場の未来館で見たよね!

 

 

 

・ペッパー ソフトバンクのロボット 接客など 

生徒さんの話によると

「スシロー」でお寿司を持ってきてくれたそうです!

ペッパー

 

 

 

実際の勉強会では子供たちに選んでもらい

一つだけ動画を見ました。

 

親しみやすさとともに

二つ目の理由としてその方が

機械を根本的に設計しなおすより

簡単だからであり

米実業家イーロンマスクも

同様の考えだとコラムは続きます。

 

 

イーロンマスクって知ってますか?

(子供達のほとんどは知っていました)

 

南アフリカ生まれ

10歳でコンピューターを買ってもらい

12歳で最初のソフトウェアを開発、

販売したそうですびっくり

 

お母さんはモデル兼実業家

お父さんはエンジニア。

 

スタンフォード大学を中退し

弟とオンラインソフトウエア会社を作り

25億で売却びっくりびっくり

 

2001年、PayPalの前身の会社を設立して

200億で売ったりびっくりびっくりびっくり

 

2002年3つ目の会社

スペースXを作ったそうですウインク

2004年にはテスラ社に出資

2008年にCEOになりましたウインク

 

そのイーロンマスクが開発する

ロボットの説明が続きます。

 

 

身長173センチ、体重57キロ。人の体形そのもののロボットを来年中に試作すると発表した。人間にとって危険な作業、退屈な作業を担わせるという。イメージ写真ではロボットの顔が真っ黒になっており、親近感を拒絶するかのようだ

 

・親近感

 

では、その商品開発の記者会見の模様を見てみましょう。

 

(この動画の2:00ごろから5:20ごろまで皆で見ました)

 

「追いかけてきても逃げられるように」

って面白いね笑い泣き

全ての労働をロボットがやってくれるようになれば

ベーシックインカムを導入と言っています。

「ベーシックインカム」って何か知ってる?

日本にもある「生活保護」に似た制度で

一律最低限生きていけるだけのお金を

国が国民全体に無条件に配布する制度。

 

コロナで日本が一人10万円支給したのも

ある意味ベーシックインカムに似たコンセプト。

 

一部導入を検討して

実験を始めている国もあるそうです。

この制度、みんなはどう思うかな?

 

ベーシックインカムを説明するこんな動画もあるよ。

 

 

 

 

マスク氏は人工知能(AI)に警鐘を鳴らしてきた人でもある。ロボットたちが将来、人間の能力を大きく上回り、映画のターミネーターのように危険な存在になりかねないとの主張である。彼のヒト型ロボットは腕力が強くなりすぎないよう設計されるという

・人工知能 人間の知的能力をコンピューターで実現させること

・警鐘(けいしょう)

・映画ターミネーター 1984年の映画、2029年の未来から来たロボットがある女性を殺しにくる。ターミネーター2は1991公開し大ヒット。

・腕力(わんりょく)

 

絶対に人間を凌駕(りょうが)しないような召使をつくるのがマスク氏の考えだとすれば、納得できるものだ。それでも少し物足りなく思えてしまうのは、幾多のロボットマンガが体に染みついているせいか。

・凌駕する(りょうが)超えてそれ以上のものになること

・召使(めしつかい)servants

 

天声人語 朝日新聞 2021年9月14日より

 

 

そして、今週はエッセイを書く週ですが

今回のエッセイのテーマはずばりこちら。

 

Will the increasing reliance on robots and AI(Artificial Intelligence) pose a threat to society?

 

どうかしら!?

 

Yes?

 

No?

 

驚いたことに

子供達全員Yesでした!

理由を見つけやすいので選んだ

という子も含めてですが。。

 

面白い意見を紹介しますね。

 

・ロボットを作る人だけが権力を持つ。

イーロンマスクだけがお金持ちになって

他の人は仕事がなくて、basic incomeをもらって

貧しく生きるしか無くなる爆  笑

 

・人間がバカになる笑い泣き

 

・Disasters such as a solar flare, which occur every hundred years could end humanity very easily. We always need to have the ability to survive on our own and not rely on robots.(原文のまま)

宇宙に起こるかもしれない

Solar flareという現象などによって

停電が起きたら

全てが止まってしまうリスクを指摘していますびっくり

 

・The people who made the robots are human, and humans make mistakes. These mistakes can cause the robots to harm humans which can be a threat. Robots may see us humans as a species plaguing the planet, damaging important resources and the environment around us.(原文のまま)

これまた、面白い意見ですチュー

ロボットが人間が地球を破壊していることを察知し

人間を敵とみなすかもしれないだなんて!!!

SF小説になりそうですね爆  笑

 

ちなみに私は

別に大丈夫なんじゃないかなあと

「No」と

考えました。

危険な仕事

例えば感染症の治療や

原子力発電所勤務など

退屈な仕事、単純な仕事を

ロボットがやってくれるのも良いと思うし

ベーシックインカムが現実的になる世界も

見てみたい

などと無難な考えしか浮かびません。

 

子供たちに教えられてもらってばかりですチュー

 

 

さらに、デジタルネイティブな

子供達も捨てたものじゃない!

と感動したargumentがこちら。

 

・Because robots don’t feel anything they can’t empathise or relate to others. This means you can never connect to them with heart to heart but just to have a surface relationship. (原文まま)

・It affects human interaction. Right now, people often use mobile phones and connect with others through the internet. When relying on robots we can risk ourselves to forget how we interact with humans in real-life like what we’ve been doing for thousands of years. (原文まま)

というように

人間関係が希薄になることを

指摘してくれた子が何人かいました!

 

 

まさに、この話も

みんなとしたかったのですおねがい

AIやロボットに感情やemotionって

作ることできると思う!?!?

 

 

 

ところで、イギリスの作家

カズオイシグロって知ってますか?

2017年ノーベル文学賞を受賞。

「日の名残り」(イギリスの執事の話)

「わたしを離さないで」(臓器提供とクローンの話)

などが有名だよ。

 

両親とも日本人で長崎出身だけど

小さい頃からイギリスに住んでいた。

大坂なおみちゃんと一緒で

カタコトしか話せないみたいだね。

 

6月の天声人語に

別のロボットに関するコラムがあって

彼の最新作

「クララとおひさま」っていう本について

書いてあったんだけど。

 

「クララとおひさま」

私も読んだんだけど、結構面白くてね、

これから読むかもしれないか

らストーリーは言って欲しくないっていう人いる??

 

注意ネタバレ!!!:小説の内容を知りたくない人はこれ以降読まないでください。またあくまで私の個人的な解釈であることをご了承ください!!!

 

 

近未来

遺伝子処置をして知能を上げる

処置ができる時代で

その副作用で健康リスクがあったりする社会。

Josieという主人公の女の子は

その処置を受けて病弱になっている。

AIロボットのクララを

親友というかペットのようにしている。

Josieが死ぬかもしれないから

その場合、残された家族が寂しくないように

クララをJosieそっくりにさせようという

大人たちの計画があったり

かなり「コワイ」話ですガーン

 

人間Josieの中に

ロボットに入力できる

情報以上のものがないかと調べたけれども

科学者は「特に何もなかった」

と言うシーンがあるんだけれど

人間とロボットの違いってなんだと思う???

 

 

魂(たましい)?

 

 

よく「魂」Soulっていうけれど

魂ってなんだと思う?

 

作者のカズオイシグロが

それについて語っているので

この動画を見てみてください。

 

 

0:00-1:50ぐらい

 

なんて言ってた? 

soul は体の中にあるのではなく

around that person

にあるんじゃないかって言ってたよね!?

 

 

実際の小説ではなんて書いてあったか紹介するね。

ロボットのクララのセリフです。

"Mr Capaldi(科学者) believed there was nothing special inside Josie that couldn't be continued.

He told the Mother he'd searched and searched and found nothing like that. 

But I believe now he was searching in the wrong place.

There was something very special, but it wasn't inside Josie.

It was inside those who loved her. That's why I think now Mr. Capaldi was wrong and I wouldn't have succeeded."

Kazuo Ishiguro, Klara And The Sunより

 

 

それはJosieの中ではなく

Josieの周りの人に宿っているのだと

ロボットのクララは言っている。

 

例えば、最近ね

私のお義母さんが亡くなったの。

私も大好きで本当にいい人でねおねがい

 

でも、彼女の思い出や

彼女が残してくれたものは私に残っているおねがい

 

孫である私の息子や

子供である私の夫にも残っているおねがい

 

それこそは、AIでは

絶対作れないものじゃないかなあと??

 

少しエッセイのテーマとは

話がそれてしまったかもしれないし

難しい大人の小説の

話になってしまったけれど

みんながロボットがどんな理由で

人類の脅威となりうるのかに関するエッセイ

本当に楽しみにしています!

 

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写真はお義母さんから孫への

絵手紙です。

未年だから6年前のものだなあ。

温かい気持ちにあふれています。

こんな絵はAIには絶対書けないウインク

 

本日も最後まで長文をお読みくださり

ありがとうございました。