夏になると、ほとんど一日中エアコンをつけています。電気代は気になりますが、最近の暑さでは無理に我慢するほうが危険です。部屋の温度を27度くらいに設定して、扇風機も回しているので、数字だけを見ればそれなりに快適なはずです。

ところが、なぜか気持ち悪くなる日があります。

 

汗だくになるほど暑いわけではないのに、体の中に熱が残っているような感覚があります。頭がぼんやりして、胃のあたりが少しムカムカします。立ち上がるのも面倒になり、何をするにも集中できません。

エアコンが動いているため、「暑さが原因ではないだろう」と思ってしまうのですが、体はしっかり夏の影響を受けているようです。

 

特に困るのが、パソコンに向かっているときです。仕事や調べものをしているうちに、水分を取るのを忘れてしまいます。涼しい部屋にいると汗をかいている感覚が薄いので、喉もそれほど渇きません。

しかし、数時間たってから急に体が重くなります。考えがまとまらなくなり、画面の文字を見るのも嫌になってきます。そこで冷たい水を飲むと、思っていた以上に喉が乾いていたことに気づきます。

室温が下がっていても、体の水分まで自動的に補われるわけではありません。当たり前のことなのですが、涼しい部屋にいるとつい忘れてしまいます。

 

また、外から帰ってきた直後も油断できません。

暑い場所を歩いて帰宅し、すぐにエアコンの効いた部屋へ入ると、最初は天国のように感じます。ところが、しばらくすると体がだるくなり、気持ち悪さが出ることがあります。

汗をかいた状態で急に冷たい風を浴びるため、体が温度差についていけないのかもしれません。顔や腕は冷えているのに、背中や胸のあたりには熱がこもっているような、何とも説明しにくい状態になります。

 

こんなとき、以前の僕ならエアコンの設定温度をさらに下げていました。しかし、冷やしすぎると今度は頭痛がしたり、お腹の調子が悪くなったりします。暑いから冷やせばいいという単純な話でもないようです。

最近は、帰宅したらまず水分を取り、汗を拭いてから着替えるようにしています。エアコンの風も体へ直接当てず、扇風機やサーキュレーターで部屋全体に回します。

 

食欲がない日でも、何も食べないまま過ごさないようにしています。冷たい麺だけで済ませたくなりますが、卵や肉、豆腐などを少し加えるだけでも、食べたあとの感じが違います。

さらに、長時間座りっぱなしにならないよう、ときどき廊下を歩いたり、軽く体を伸ばしたりします。涼しい部屋の中でも、ずっと同じ姿勢でいると体が固まり、余計にだるさを感じることがあります。

エアコンをつけているから大丈夫だと思い込むのは、意外と危ないのかもしれません。

 

室温は快適でも、外との温度差、冷たい風、水分不足、睡眠不足などが重なると、体は静かに疲れていきます。目に見えるほど汗をかいていなくても、夏の暑さから完全に逃げられているわけではありません。

最近は、少し気持ち悪いと感じた時点で、作業を止めるようにしています。水を飲んで、風の当たらない場所で横になり、体を休ませます。

 

夏はまだ長く続きます。エアコンだけに任せるのではなく、自分の体の小さな変化にも気づきながら過ごしたいものです。