今日、熊本で地震があったというニュースを見て驚きました。

私は熊本から離れた場所に住んでいるため、今回の地震によって直接何か影響があったわけではありません。それでも、地震のニュースを見ると、自分の家の防災対策は大丈夫だろうかと考えさせられます。

日本に住んでいる以上、地震はどこで起きても不思議ではありません。頭では分かっているのですが、普段の生活の中でずっと防災を意識しているかというと、正直なところ、そうではありません。

大きな地震のニュースを見た直後は、「水を買っておかないと」「非常食も確認しよう」「懐中電灯の電池は大丈夫かな」と思います。

 

ところが、数日もすると日常生活に戻ってしまいます。仕事や家の用事に追われているうちに、防災のことは頭の隅に追いやられます。そして、次に地震のニュースを見るまで忘れてしまうのです。

これは私だけではないと思います。

 

防災グッズを一式そろえようとすると、少し面倒に感じてしまうこともあります。水、食料、ライト、乾電池、携帯トイレ、モバイルバッテリーなど、調べ始めると必要なものが次々に出てきます。

一度に完璧にそろえようとすると、お金もかかりますし、何を買えばいいのか分からなくなります。その結果、「今度まとめて準備しよう」と後回しにしてしまいがちです。

 

ただ、防災は最初から完璧でなくてもいいのだと思います。

スーパーへ行ったついでに水を少し多めに買う。普段食べているレトルト食品や缶詰を何個か置いておく。スマートフォンの充電が切れないように、モバイルバッテリーを確認する。それだけでも、何も用意していない状態とは大きく違います。

家にある防災用品についても、買っただけで安心してはいけません。

以前購入した乾電池が古くなっていたり、非常食の賞味期限が切れていたりするかもしれません。懐中電灯がどこにあるのか家族が知らなければ、いざというときにすぐ使えません。

 

私自身、防災用として買ったものを押し入れの奥に入れ、そのまま確認していないものがあります。準備したつもりになっているだけで、実際に使える状態なのかは分かりません。

さらに、災害時は物だけでなく、行動についても考えておく必要があります。

自宅から避難するとしたら、どこの避難所へ向かうのか。家族と連絡が取れないときはどうするのか。夜中に停電した場合、すぐにライトを取り出せるのか。

 

こうしたことは、災害が起きてから落ち着いて考える余裕はないはずです。

今回の地震のニュースを見て、また防災について思い出しました。おそらく何もしなければ、時間がたつにつれて今回も忘れてしまうでしょう。

 

だからこそ、思い出した今のうちに一つでも行動しておこうと思います。

水の本数を確認するだけでも構いません。非常食の賞味期限を見るだけでも十分です。モバイルバッテリーを充電しておくのも立派な備えです。

 

災害が起きないことが一番ですが、いつ起きるかは誰にも分かりません。「そのうち準備しよう」と思っているだけでは、結局何も変わらないままです。

 

地震のニュースを見て不安になった気持ちを、その場限りで終わらせないことが大切なのだと思います。

防災を毎日意識し続けるのは難しくても、思い出した日に少しだけ見直すことならできます。今日の地震をきっかけに、まずは家の水やライトを確認するところから始めてみようと思います。