見て覚える、身体で覚える世界 | 使える英語力を身につける☆英語トレーニング

使える英語力を身につける☆英語トレーニング

☆海外留学なしで英検1級、TOEIC 965点の英語トレーナーの英語レッスン! 
☆もちろんZoomやSkypeレッスンもOKなので、自宅で英語♪
☆英語を通してより豊かな人生を楽しく生きるお手伝い☆

使える英語を身につける☆英語トレーニング

ありがとうございます♪

英語パーソナルトレーナー Kayoです。

 

 

 

 

 

体感的に学ばないと、わからない世界って、

とても大事だな〜と思ったお話です。

 

 

 

 

 

先日、生徒さんから聞いたお話です。

 

 

 

以前、

お菓子作りを学んでいらっしゃった時のこと。

 

 

 

 

自分で作ったケーキをお友達にプレゼントしたところ

 

「とても美味しかったので作り方を教えてほしい!」

 

と言われたそうです。

 

 

 

 

 

喜んでもらえたのが嬉しかったので

後日、一緒に作りながら作り方を説明したそうです。

 

 

 

 

ところが、

いざ教えるとなると本当に難しい...ということを実感したとのこと。

 

 

 

 

彼女が学んだ過程のお話を聞いて、なるほどと思いました。

 

 

 

 

 

彼女が学んでいた先生の教え方は、

 

 

「職人を育てる」タイプだったようで

 

 

 

 

 

レシピ通りに材料の分量を測って

 

手順通りにやるだけではなく

 

本人の感性を育てるように指導されていたそうです。

 

 

 

 

 

例えば

スポンジケーキを作る際に

 

 

生地の固さは、目で見てどの程度かわかるように!

 

 

とか

 

 

季節や天気によって温度や湿度も違うため

材料の増減や、時間も調整するように!

 

(もちろん見た目で判断してね!)

 

 

とか、、、ですね。

 

 

 

もう、これはプロの世界ですよね。。。

 

(ちなみに、この生徒さんはプロではありません。)

 

 

 

 

 

味に関しても、

 

徹底的に何度も味見しながら

基本の味を覚えるように教えられたおかげで

 

それが基準になって確認するため、味にブレがなくなったそうです。

 

 

 

 

 

こうした指導のおかげで

 

 

 

自分が作るときには

 

意識せずとも普通に

 

美味しいスイーツを作ることができるようになったものの

 

 

 

 

いざ人に教えるとなると、

 

数値化できるものではない技術というか、

 

「自然にできること」になってしまっているため、

 

どうやって伝えていいかわからないと。。。

 

 

 

 

「あ〜、それは、もうちょっと泡立てた方がいいよ!」

 

 

とは言えても

 

 

見た目と感覚で判断しているので

具体的には伝えられず困ったとのこと。

 

 

 

 

 

確かに、この職人のような

 

「見て覚える、身体で覚える世界」のことは、

 

 

 

 

実際に何度もやってみるしかないし、

 

地道に続けることでしか身につかないことなので

 

 

 

 

一回ぐらい説明したところで、

 

頭で理解したような気になるのが精一杯な気がします。

 

 

 

 

 

でも、彼女がそうだったように

 

 

 

一度 身につけた技術や感性は、

 

息をするように自然にできるようになって

 

その人のものになっていくと思います。

 

 

 

 

 

教科書から学ぶことや、やり方を学ぶ習慣が

 

普通になっている現代人には、ハードルが高いことですが

 

 

 

 

実は、こういう世界を経験することこそ

 

とても大事なことではないかな〜と思いました。

 

 

 

 

今回は、お菓子作りのお話しでしたが

 

自分が学んでいる武術や治療法も同じこと...思い当たることがたくさんあります。

 

 

 

 

 

どの分野にも共通して言えることかもしれません。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。