使える英語を身につける☆英語トレーニング
ありがとうございます♪
英語パーソナルトレーナー Kayoです。
今日のレッスンでのこと。
現在、使用中のテキストがあと少しで終わるので、
次のテキストをご案内していたのですが、その時に生徒さんから、質問がありました。
「先生、今使っているテキストは、
以前のよりも簡単なものを選んでくれていますか?」と。
「いえいえ、そんなことはありませんけど...」と、私。
その理由を尋ねたら、その生徒さんは、こんなことを仰いました。
「このテキストになってから、なんだか簡単になった感じがしたので...
先生が簡単なものを選んでくれたのかと思ってました。」と。
それは、ですね...
「単純にあなたのレベルが上がってきたから、
簡単に感じるようになっただけです!」
と、お答えしました。
本当にそれだけなんです。
レッスンで一緒に練習を続けてさえいただければ
英語が聞こえてくるようになるし、しゃべれるようになります。
レッスンをスタートするときに
皆さんに同じことを説明させていただくのですが
なんとなく半信半疑の方が多いようで、、、
この状態になって初めて自分の上達ぶりを実感されることになるんですよね。
本当に面白いのですが、同じ経過になる生徒さんが多いです。
どの生徒さんも、
いずれこの会話になる時期がくることは、わかっているのですが
それでも、ご本人が気づいてくれた、その瞬間は毎回とても嬉しくなります。
私のレッスンでは、
基本的に、どのレベルの生徒さんも同じテキストを使用しています。
海外留学経験者や仕事で使っている
普通に英語をしゃべれるレベルの方も
現役の高校生や大学生も
学生時代は英語苦手だったけど
なんとか英語をしゃべれるようになりたい!という超初心者レベルの方も
皆さん同じテキストを使っています。
違うのは、それぞれに合わせた練習方法です。
ジムのマシーンを使ったトレーニングと同じで
レベルによって違う練習方法をご紹介しています。
だから、「英語パーソナル・トレーナー」です。
これには、理由があります。
以前、務めていた英会話スクールでは、
例えば、
グループ・レッスン、少人数クラス、プライベート・レッスン、資格試験コースなど
レッスン形態やレベル別に教材が分かれていました。
イメージ的に、レベル別に教材が分かれている方が普通だと思っている人が多いし、
そういう需要が多いような気がします。
でも、必ずしもそれが良いわけではないと経験からわかりました。
ちょっと考えてみてください。
ネイティブ・スピーカーと英語で会話するときに、
「英検3級程度のレベルでお願いします!」とか、言っても
たぶん英語の先生以外には通じませんし、
そもそも相手のレベルに合わせてしゃべれる人なんて、そんなにいません。
ゆっくりしゃべろうと努力はしてくれる人はいるかもしれませんが。
英会話スクール時代に、海外留学した生徒さんたちから
「最初は、スピードが速すぎてついていくのが大変だった」
という話をよく聞いていましたが
それは、
そのスピードに慣れていないことが一番の要因なんですよね。
「わからないから、ゆっくりにしてもらう」よりも
「ネイティブのナチュラル・スピードに慣れる」ことの方が大事です。
しゃべるスピードが違うと
同じ文章であっても発音自体が変化するため、本当に聞こえなくなります。
そういう理由で、
教科書用に作られた文章が中心で、レベル別に音声スピードを変えたものではなく
実際にネイティブが日常的に話している表現で、
ナチュラル・スピードの音源のものテキストとして使うようになりました。
そのおかげで、皆さんに
「気がついたら、聞き取れるようになってた!」
という経験をしていただけるようになりました。
「最終的にどうなっていたいか?」
の状態に焦点を当てることは、テキスト選びにも大事な気がします。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。