使える英語を身につける☆英語トレーニング
ありがとうございます♪
英語パーソナルトレーナー Kayoです。
今日のレッスンでのこと。
生徒さんが、鰻が美味しいと有名なお店(a famous eel restaurant)に
いらっしゃったとのことで、今日は鰻のお話になりました。
鰻といえば、四国では高知県の四万十市が有名なんですが、
お店で食べられる鰻は天然物と養殖されたものが選べます。
昔は、四万十川でも普通に捕れていたらしいですが、
今では貴重になってきたようで、天然物はかなり高価です。
「うなぎ」は、英語で "eel" です。
ちなみに、見た目が似ている
「穴子」は、"sea eel" なんです。
「うなぎ」= "eel (イール)" という単語はありますが、
(最後は "l" で終わっているので、発音注意)
アメリカでは、鰻自体があまり食べられることがないためメジャーではありません。
"sea eel"もいるので
"fresh water eel" 「淡水のうなぎ」ということもあります。
日本に住んでいたり、日本文化に詳しい外国人には
日本語の "Unagi" で通じると思います。
さて、本題。
「天然」「養殖」
は英語で言うと、どんな表現なんでしょうか?
■「養殖のうなぎ」は、farmed eel
"farm" は、「農場」という意味の名詞なんですが、
「(家畜など)を飼育する」とか「(魚など)を養殖する」という動詞もあります。
つまり、farmed eel は、「養殖されたウナギ」ですね。
養殖物は、"farmed 〜" が使えます。
"farm-raised" 「養殖場で育てられた」でもOKです。
■「天然のうなぎ」は、wild-caught eel
"wild" は、「野生の」という形容詞です。
"caught" は、"catch"「捕まえる」 の過去分詞形ですから、
"wild-caught"は、文字通り「(動物や魚などが)野生の、野生で捕獲された」です。
「天然物」だから
"nature" とか"natural"とか使うのかな?と思った人もいるかもしれません。
が、残念ながら、
こういう日本語→英語の変換の思考回路だと
英語が喋れるようになるのはハードル高くなります。
自分が覚えている意味の英単語を並べるだけでは
全然通じる英語にはならないことが多いので
日本語から考えて文章を組み立てることは、思っているほど役に立たちません。
と、生徒さんには、よくお話しすることがあります。
今回の「天然」「養殖」は、いい例ですね。
文字通りの単語同士を置き換えるのではなく
英語で表現したいものが
どういうもの、状態なのかを理解して
それを説明する形にすれば
その英単語を知らなくても、
相手には何を言いたいのか伝えることができます。
今回の場合は、こんな感じで変換されていましたね。
「養殖の」→ 農場で飼育された、養殖場で育てられた
「天然の」→ 野生の、野生で捕獲された
英語を効率よく使えるようにするためには、
発想の転換が必要なことがあると思います。
今までやってきた方法で英語が使えるようにならなかったのなら
その勉強方法は一旦忘れて、リセットしてみるのもいいかもしれません。
考え方や練習方法を変えただけで、
もっと楽しく英語が使えるようになるかもしれません。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。