使える英語を身につける☆英語トレーニング
ありがとうございます♪
英語パーソナルトレーナー Kayoです。
今日のレッスンでのこと。
「コロナカット」ってご存知ですか?
パンデミック中に床屋に行きたくない、ということで長髪になってしまった人が
長髪に耐えられなくなって、自分で「コロナカット」をした...
という会話だったのですが
「コロナカット」だとは知らずに
散髪をしていたのに気づいて、その人に話かけているシーンで
こんなセリフがありました。
***
I guess you decided it was safe.
「それが安全だと判断したのですね。」
(*この場合の「それ」は、床屋に行くことです)
*guess = 〜と思う
*decide = 〜と判断する
***
"I guess..."は、「私は...だと思う」です。
guessは、
もともと「推測する」とか「言い当てる」という意味がありますが
口語表現(米)で「〜だと思う」というニュアンスでよく使われます。
decideは、
「決める、決心する」という意味で覚えられていることが多いのですが
"you decided 〜" は、この場合「あなたは、〜だと判断した」です。
*****
新しく英単語を学ぶ時に
「decede = 決める」のように、
「英単語」=「日本語の意味」という覚え方をしているケースが少なくありません。
日本語の単語もそうですが
英単語もかなりの確率で、一つの意味だけではなく、
複数の全然違う意味で使われていることがあります。
"decide" の場合は、「決める」と「判断する」のように、
それほど遠い意味ではありませんが、
「それが安全だと決めたんですね。」だと
この場合は、日本語として不自然な流れになってしまいます。
実際に、日本語で口に出して言ってみた時に、ちょっと不自然かな?
と感じた時は
「自分が覚えた意味とは、違う意味があるかもしれない」
ということを知っておくだけで、
思い込みで話が通じなくなってしまう、ということがなくなります。
「思い込み」のパワーは強力ですから
〇〇のはずだ!と思っているだけで、他のことが考えられなくなってしまいます。
そんな時は、自分が知っている(はずの)意味ではなくて
その時の話の流れに合った意味を考えてみるといいですね。
こういう経験をした時は、チャンスです。
その単語に他の意味があることにも自然に気づけるし
場面が印象に残りやすいので、新しい意味もすんなりインプットされます。
やはり練習でも実際に使う場面が見えると、無理やり覚えようとしなくても
楽に、そして簡単に記憶に残りやすいですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。